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内容説明
『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描いた人気漫画家・尾瀬あきらによる意欲作もいよいよ第12集では、二ツ目に昇進した主人公・銅ら治が、修業に恋にめざましい進歩を遂げます!!!! また兄弟子錫楽や姐弟子銅ら美の二ツ目としての成長を描きます。
今回も落語演目「幇間腹」のほか、「風呂敷」など有名な噺が漫画で登場。落語ファンはもちろん、落語を聞いた事がない人にも落語の内容が分かると評判です。落語監修をつとめるのは今や人気落語家のひとり柳家三三師匠。巻末おまけまんがもあり、雑誌で読んでいる方にも、新しい発見のある一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
22
銅ら壱も波乱の前座修行も終え、二つ目に昇進して銅ら治となり・・前途洋々のはずなんですが、まだまだ先は見えない。徒弟制度の脈々と受け継がれる落語の世界。今は夜中しか放送されない落語。笑点だけでなく二つ目さん登場の放送が、ゴールデンタイムに放映されるようがんばって欲しい。昔は日曜の昼にもありました。五代目柳家小さんさんの顔が浮かびます。2015/04/30
Y2K☮
20
名作落語コミックも12巻目。今巻の主役は銅ら治のよき兄弟子・錫楽(すずらく)。落語はさほど上手くないが、優しくて面倒見のいい人柄を認められてテレビでレギュラーが決まる。更に結婚も決まる。物入りな状況とはいえ、本業とは違う仕事ばかりで評価される自分に対して卑屈な思いを抱く錫楽。そんな彼に発せられる師匠の「テレビやラジオでしゃべっているすずは面白いんだ」という一言の温かさ。ちゃんと見ていてくれた! その嬉しさ、とてもわかる。この漫画を読むと寄席に行きたくなるが、実はまだ行っていない。今年こそ行くつもり(笑) 2015/05/01
ぐうぐう
8
二ツ目となった銅ら壱改めて銅ら治。二ツ目となった自信は恋を成就させ、周囲の目も変えさせていく。しかし、一番の変化は、銅ら治の生活が落語中心となったことだ。「少しずつ落語だけをやる毎日にしていく。二ツ目らしくなっていく……!」。とはいえ、相変わらず失敗も多い毎日の中で、落語が中心となっていくその噺家としての当たり前の生活が、楽しく、嬉しく、銅ら治をさらに噺家らしくさせるのだ。2015/05/04
まーだむ
1
二つ目に昇進した銅ら壱改め銅ら治。作中にもあるが昇進とはその地位の一番下っ端になること。辛いことも多いが落語に触れる機会は確実に増えている。負けるな、銅ら治。2015/05/21
刷子筆男
1
安定のビッグコミックオリジナル=尾瀬あきらラインのキリキリするような話運び(笑)。恋が実った銅ら治にひと安心、なのだが、どうにもこの漫画は「落語家の世界は本当にキツイなぁ、厳しいなぁ」と思わせられることばかり。それでも続きが気になって読み進めてしまうのは、ひとえに上手さなんだろう……とは思いますけれどもね。2015/05/07
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