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内容説明
『夏子の酒』『蔵人―クロード―』など、日本酒を扱った漫画作品を描いた人気漫画家・尾瀬あきらによる意欲作の第6巻です。寄席で憧れた落語家・惜春亭銅楽師匠のもとに入門し、前座修業を始めた惜春亭銅ら壱(せきしゅんてい・どらいち)。しくじり(失敗)を起こし、叱られ、反省し、成長する……そんな楽屋修業にも慣れた頃、新しい落語を教わろうという銅ら壱なのだが…… 第6巻では前座話でお馴染みの「道灌」のほか「たがや」「夢の酒」「王子の狐」などの人気演目が丹念に描かれています。落語ファンはもちろん、落語を聞いた事がない人にも落語の内容が分かると評判です。落語監修をつとめるのは今や人気落語家のひとり柳家三三師匠。巻末おまけまんがもあり、雑誌で読んでいるという方も、ぜひ読んでください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
6
今巻における銅ら美とありすの女性噺家のエピソードを読んでいて、三代目桂あやめのことを想った。今から30年前、女性で噺家になったあやめの苦悩は、まさしく今巻の二人の女性噺家が向き合っている苦悩と同じだ。女性だからできない噺、その壁を破り、女性だからできる噺、女性でもできる噺を作り、演じていく。そこにいるのは、性差を越えた、ただの噺家の姿だ。2012/12/29
めいけふ
5
銅ら美姉さん無双すぎる2012/12/27
まーだむ
3
銅ら美のライバルキャラ、ありす登場。しかし銅ら美が相変わらず強いでござるの巻。2013/01/09
あさひ.a
2
ありす姐さんがめっぽう好き。それにしても、役場のワゴン借りてきた人たち、ずいぶん身勝手だと思うんだけど…こんなん実は普通にある話なんかな…。2013/05/03
Y2K☮
2
来年は落語を見に行こう。YOUTUBEやDVDだと、正直あまり面白みを感じない。漫画で読むとこんなに心に残るのに。リズムとかオチのつけ方とかキャラ設定とかエンタメ小説の要素を含みつつ、でも話によっては文学的なものもある(仮名手本忠臣蔵のとか)。今回のだと、道灌が勉強になった。2012/12/28