ビッグコミックス<br> どうらく息子(1)

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ビッグコミックス
どうらく息子(1)

  • 著者名:尾瀬あきら【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2013/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091835703

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内容説明

『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描き続けた尾瀬あきらが、新境地にチャレンジした意欲作です。「寿限無」など子供でもおなじみの楽しい噺から、「子別れ」「文七元結(ぶんしちもっとい)」など人情噺も落語を知っていても、知らなくても楽しめる内容となっています。この作品の生命線・落語の監修についているのは、落語愛好家にはもうおなじみ、柳家三三師匠です。当代きっての名人・柳家小三治師匠の弟子として修業を積み真打となり、落語界トップクラスの評価をされている実力者です。落語家の世界では30歳代はまだまだ若手なのですが、柳家三三師匠は人気・実力ともに「今おもしろい落語家」としてもっとも注目を集めている次代のホープです。落語って何?古臭い江戸時代の話でしょ?という方でも落語の世界に引き込むコミックです。もちろん落語好きの方も、数十人の現役噺家から取材した修業逸話が随所にちりばめられているから楽しめます。「平成の落語ブーム」として注目度抜群の落語の世界を『どうらく息子』から覗いてみてください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

48
2011年刊行。尾瀬あきら先生の、一番あたらしい連載漫画の始まりの巻。26歳で初めて落語を聞いて、唐突に噺家になろうとする保育園勤務の男子が主人公で、かなり、クサイ人情話。「寿限無」「らくだ」「文七元結」と、作中で演じられる噺の選択も、どストレート。噺の部分を、主人公が主役をしているドラマ調に描いているのも、まんまだなあ。2022/03/13

さいたまのたぬき

23
すべてを投げ捨てて入門した翔太は 惜春亭銅ら壱(せきしゅんていどらいち)の名前を師匠から 名づけられ落語界に飛び込むのですが・・・・ 前座修行中の銅ら壱くんの奮闘ぶり、 失敗し、悩み、戸惑い、はたから見ていて 一緒になって応援したくなってしまうような だめだめぶりが面白い。 この銅ら壱くんの成長物語を軸に 他の師匠方とのお付き合い、前座の仕事、 落語の勉強の様子 を織り込み、恋愛、確執、トラブルなどが次々起こります。 それらをうまくまとめてあって非常に 落語界のことがよくわかるマンガ 2014/10/07

ぐうぐう

10
人情物語を得意とする尾瀬あきらが、落語をテーマにするのは、とても納得のいく選択に思える。事実、この『どうらく息子』には、人の温かみといった泣かせのシーンがいくつも存在するのだ。しかし、漫画で落語そのものを描くことの危うさも窺える。第1噺で、師匠・銅楽が「時そば」を演じるシーンを丁寧に描くのだが、銅楽のうまさを伝えようとするあまり、表情やしぐさを誇張して描いてしまっている。落語のうまさとは、そんな誇張と、ある意味、真逆のところにあるはずなのだ。それに気付いたのか、そのあとの落語シーンにおいて尾瀬は(つづく)2011/02/22

かっぱ

7
落語のおもしろさは十分に伝わってくる。ある程度落語を知っているものにとっては、噺をおさらいするような感じだがそれも悪くはない。現代の東京に生きている落語も含めた江戸文化をもう少し紹介してもらえるとなおさらいい。2012/03/13

elkcopoloc

6
Kindle期間限定無料版。一回聞いてそこそこうまくやるなんて天才か。どうらく師匠のトリで時そばは普通はないと思うけど2015/03/23

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