ガガガ文庫<br> されど罪人は竜と踊る18 どこかで、誰かの歌が

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ガガガ文庫
されど罪人は竜と踊る18 どこかで、誰かの歌が

  • 著者名:浅井ラボ【著】/ざいん【イラスト】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 特価 ¥677(本体¥616)
  • 小学館(2016/08発売)
  • 光るあじさい!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~6/15)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094516272

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内容説明

死と悲劇と怨念を越えて、響くルルの歌声。

 エリダナ音楽祭において、歌手のルルを廻る争いは激化し、混迷の度を深めていく。
 ルルの護衛をしていたガユスは、ハイパルキュの策謀によってフロズヴェルに誘拐され、虜囚の身となった。人質交換の交渉となるが、双方の虚々実々の策略が激突する。一方で、ハイパルキュの無限複製の謎を解く鍵、バーディオス博士の遺産再現の困難さに、咒式士たちが立ちつくす。難題の前に、謎の人物と球体が現れる。
 そして、ルルはアープと出会ったことで、歌に躓く。新曲を求めて、もがき、苦しむ。

 ガユスとギギナの思惑、仲間たちの希望、ルルの過去と歌、笑うハイパルキュに復讐のタングーム、渇望するフロズヴェル。各自の思惑が絡みあい、エリダナ大音楽堂へ向かう彼らの前に出現したのは、童話世界の即死の謎。
「苺と偽苺を見分けないと――」
「朝は四本足、昼に二本足、夜に三本足ってなーんだ。人間だと答えれば――」
死ぬ!

 空席となっていたエリダナ七大手、由緒ある七門の座に就くのは、師を越えようとするものたちか、反逆の餓狼か。ジオルグの後継者となっていたのは、正しさを求める雷光か、それとも。多くの死と悲劇と怨念を越えて、ルルの歌声が、エリダナに響きわたる。

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニック肉食

5
何というか、結構なハッピーエンドに違和感。いや、面白いから全然良いんだけど。しかし、ここまで持ち上げておいて、後に落とされるとキツそう気もする。そして次巻からは新展開。まだまだ色々ありそうですし、今後も期待!2017/01/28

カゲカゲ見習い@ケイケ

5
アザルリが強過ぎてハイパルキュに絶望感が無さすぎないか? タングームとフロズヴェルも過去の強敵に比べて貫禄が薄くないか? 等々といった17巻での不満点を予想通り払拭してくれました。あくまで17巻は運びであって、ほとんどの肉付けは18巻でする予定だったのでしょうね。その文量たるや700P……ヘヴィノベル。 物語に関してですが、ようやっと話が大筋へ介入し始めた気がします。暗黒要素は薄まりつつあるので今後の反動が怖いですが、仲間も増え、希望を残す展開にはワクワクしますね。2016/08/20

ZIN

4
今回も更なる新キャラ追加でほとんど話進まなかったね!ってなんだワンピースと同じ手法じゃん問題ないな。元素周期表のとこは面白かった。正直Neくらいまでしか覚えてないケド2016/09/11

ゾロりん

4
おーもしろかったー。それにしても文章の密度がすごい。これ書くのは大変だろうなー。そして、最後の最後は次巻への引き。早くだしてくれるのだろうか。楽しみだなー。2016/08/20

くろ

3
再読。 前後編の後編が終わり、1巻と続きとなる。 狂気と惨劇から生まれたものが、又は生まれなかったものからの交差点が感動的で喜劇的な決着をもたらしてくれる。 今までの集大成と、これから先の戦いへの予感が凄まじい満足感となっている。2023/02/15

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