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内容説明
「タチアオイ児童図書館」の名物司書・御子柴から出た「友達」という言葉。驚く面々に彼が語るのは!?宮本とその悪友たち、御子柴の学生時代の友、女子高の先輩後輩…様々な関係が綴られる第10巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
110
御子柴の過去の話は、これまでもいくつか出てきたが、友達の話はこれまで一度もでてきたことはない。同僚や常連が驚くなかで、大学時代の友人と思い出が語られていく。そして、その思い出と一緒に『トムソーヤの冒険』が紹介される。彼にどんな友人がいたかと思えば、やはり普通の人ではなかったですね。御子柴はご隠居と呼ばれ、友人は仙人と呼ばれるという…。そのふたりの出会いから、親睦を深める様子が描かれています。トムソーヤやハックルベリーのような危険な冒険はないですが、ふたりだけが共有した冒険があるんですよね。2015/05/06
あん
78
『トムソーヤの冒険』と共に披露された、御子柴の大学時代の友情の話が一番印象深かったです。本で読んで内容を理解することは出来ても、共感することは出来ない。共感出来るだけの経験があれば、もっと楽しめるという事は、何となくわかりますね。それと、自分が薦めた本を一生懸命読んでくれて、面白いと思ってくれたら嬉しいという、御子柴の言葉にも共感しました。今までトムソーヤをしっかり読んだことがなかったので、いつかしっかり読んでみたいと思います。2015/05/25
しいたけ
76
御子柴と友人の話が良かった。『トムソーヤの冒険』を絡めてある。いまの時代の冒険とトムやハックルベリー・フィンが過ごした時代の冒険とでは隔たりがある。そこに流れる不変のものを見せてくれる友人。そんな友人なら、たった一人いればいい。2020/10/05
くりり
63
トムソーヤの冒険、御子柴の大学時代の友人・仙人、生きてればいいなぁ...本を読んで内容を理解することは出来ても、何らかの経験がなければ共感は出来ないかもしれない。2015/06/07
wata
52
「日常を壊すような行動が冒険」それなら自分の気持ち次第でいつでも冒険に出られそう。「ご隠居」素敵な友人「仙人」がいたのにどこにいるのかなぁ…。無事でひょっこり会いに来るといいね…2015/06/09