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内容説明
世界最古の長編小説であり、女流文学でもある「源氏物語」。
男と女の、情と死の交錯を華麗に描くこの物語に、
宗像は昔密かに恋い焦がれた女性の面影を重ねていく…
宗像がたどり着いた、この傑作の根底に流れる男女の因縁とは…!?
10世紀、十和田火山噴火の言い伝えから、男神が女神を争う伝説が生じた。
ところが中国・朝鮮国境の白頭山にも、なぜかよく似た伝説が…!?
東亜文化大学教授・宗像伝奇が閉ざされし歴史の真実の扉を開く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ichi-papa
24
宗像教授、今度はとうとう文学の世界にまで手を伸ばしましたね(笑)。若き日の教授の切ない恋の物語というおまけもついて、作品としてまさに円熟期を迎えたという感じです。あと、残り2巻か~。読みたいような、寂しいような・・・。2017/05/30
ぐうぐう
7
毎度毎度、その解釈に驚かされる『宗像教授』シリーズだが、今回もたまげた。今巻、その俎上に乗るは、なんと源氏物語。亡き母に面影が似る藤壺、その藤壺に生き写しの姪・若紫と、光源氏の女性遍歴を、なんと、浦島伝説と竹取物語に重ねる大胆さ。そう、これは、第6巻に収録された「再会」の続編でもあるのだ。そこに、若き宗像教授の淡い恋の記憶を盛り込む余裕さえ見せる。いやはや、すごい。2010/06/02
かっぱ
6
まさか、このシリーズで源氏物語が登場するとは思わなかった。京都が舞台というだけで、おもしろく読めた。2012/12/05
ツキノ
4
「源氏物語昆虫記」がなんといってもおもしろい。2012/05/27
茶ま太
2
宗像の過去が少しずつ補完されていくのが嬉しい。忌部さんついに宗像狙い公言ですか。火山効果ばっちりですなw 頑張っていただきたい。2010/06/28
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