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内容説明
▼第1話/扶桑伝説▼第2話/無限回廊▼第3話/裂けた仮面
●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している)
●あらすじ/巨大な桑の木が生えている島が東方海上にあるという、古代中国の「扶桑伝説」。その島とは日本のことではないかというテーマに対し、宗像は平然と「最初から答えは出ている」と言う。宗像が語る、扶桑伝説と日本との関係性とは…?(第1話)
●本巻の特徴/古代中国の東方海上にあったという超巨大な木の伝説、お稲荷さんと宗像一家の悲劇との関連、日本で最も奇怪な仏像の秘密……高遠な3編を収録!!
●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)、宗像瀧(宗像の姪。巫女をしていたが現在は宗像の研究を手伝っている。三姉妹の末っ子)、宗像樹・瑞(いつき・たぎり。宗像の姪で瀧の姉たち。実家の海照火明神社で巫女をしながら神社を守っている)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ichi-papa
26
おりしも、先日この作品ゆかりの宗像・沖ノ島あたりが世界遺産に推薦されることになるというニュースが流れました。タイムリーといえばタイムリーな作品ですよね。さてその第11巻、相変わらずの世界観でしたが、個人的には「裂けた仮面」のインパクトが強かったです。以前、なにかでこの仏像の写真を見たことがあります。実際にこの目で見てみたいです。2017/05/16
月子
7
裂けた顔の像があるなんて知りませんでした。2019/07/11
スズコ(梵我一如、一なる生命)
7
伏見稲荷には行ったことがあります。この本を読むと色々見方が変わりますね。2016/07/31
かっぱ
5
やっとこの表紙の巻にたどり着けた。伏見稲荷の話は期待通りのおもしろさを含んでいた。稲荷山の参道がインフィニティに見えるというのも面白い。実際に千本鳥居の参道はどこまでも続くように思える。ここでは教授の悲しい過去も明かされる。他の二編、「扶桑伝説」と「裂けた仮面」も、想像力を掻き立てられてよかった。2012/10/13
ツキノ
3
巨木と石炭の関係については知らなかった…!2012/05/14