バンチコミックス 最後のレストラン 4巻

著者名：藤栄道彦【著】

新潮社（2016/01発売）

• ISBN：9784107717245

内容説明

タイムスリップして来たジャンヌ・ダルクに加え、安徳天皇も過去へ帰らずに留まることになったレストラン「ヘブンズドア」。身寄りのない子供を勝手に預かるわけにもいかず、警察や児童養護施設の人間を呼ぶも、安徳天皇が放つあまりに強い威厳により皆恐縮してしまい、うまく話がまとまらない。そんな折、アメリカ合衆国大統領のリンカーンがタイムスリップしてやって来るが……？　ほか澤村榮治、ガンディー、リチャードＩ世がご来店！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[流言]

『fate』や『ドリフターズ』が有名なように偉人を取り扱った創作物は数あるが、戦うだけが偉人たちの人生ではない。登場人物に対しても真摯に向き合っているエネルギーを感じるし、何より偉人たちに料理として供する解答に魂がこもっており結末に逃げがない。パワーがありつつも上品な料理のような味わいに、ガンジーならずとも『なるほどそう来たか』と感心する。織田信長からスタートした来店する偉人たちも、リチャード獅子心王やリンカーンといった日本では実態があまり知られていない人物が扱われるようになってますます面白くなってきた。

2015/02/22

[exsoy]

ジャンヌこわっｗｗｗ

2013/11/17

[りらこ]

澤村さんの回はなんだかシュンときてしまったかな。ガンジーの回は、ちょっと禅問答みたい。見た目？そうじゃなくて。結構マスターの料理って理屈で来るよね。ジャンヌがイギリス嫌いなのが、ちょっと面白い。安徳天皇の矛盾は、いつか解決するのかしら。

2020/05/02

[河瀬瑞穂＠トマト教司祭枢機卿＠MMM団団長]

つまり、ジャンヌがカワエエ（笑）

2014/01/22

[瀧ながれ]

…ジャンヌがおかしい…。こんな変なテンションの子でしたっけ？既刊を読みかえさなくては。一冊通して、安徳天皇くんが愛らしい巻でした。彼はどうなるのかなあ。このまま現代にいてくれても、ちっとも構わないよ。

2013/11/11