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内容説明
生まれて初めての「朗読会」に、二人のリレー朗読で挑むことになった、ハナと満里子。しかしその一方で、その朗読の出来次第では、二人のどちらかが「朗読の日」の出演者に選ばれるかもしれない。ハナと満里子はチームメイトで、しかもライバル！？ そしてハナと折口の再会は！？
友情、情熱、才能をめぐる物語が加速する、青春「朗読」ストーリー第3巻！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
40
「涙をいっぱいためて辛抱するとそのやさしさとけなげさが花になって咲き出す。命をかけてすれば山が生まれる。」そう信じていれば、辛くてもなんだか頑張れそうな気がする(^^)2015/04/06
やっぱり本が一番良い寺
39
いかん。マジで泣いてしまった。朗読がテーマの漫画。主人公・佐倉ハナと友人・佐左木満里子は二人で朗読会に出る事に。朗読するのは斎藤隆介『花咲き山』。こんなに素敵な童話だとは知らなかった(ﾉ_･｡)。ここで私は涙が出た。それを語る満里子の想い、聞きに来た人達の想い。観客の中には少女時代のハナに朗読を教えた折口先生の姿が。ハナは折口に会えるのか？。主人公のハナが絶妙に可愛らしくて好感が持てる。満里子も良い個性だ。登場人物達が愛せる。斎藤隆介の童話が読みたくなったし、この漫画の続きもますます読みたい。2014/12/20
キキハル
30
「やさしいことをすれば花が咲く。命をかけてすれば山が生まれる」『花咲き山』を普通に読めば単なる昔語りになるが、細かく吟味すればこうなるのかと唸ってしまった。「他人事ではなく、自分事として語ること」は本当に難しい。読み込みにかける労力と時間の積み重ねが問われるだけでなく、センスの有無も大きく響くから。ハナの会社の天城先輩とお姉さんの涙がいちばんズシンと刺さった。どんなに辛い時でもやさしさがあれば花は咲く。私はどうだろう。我欲ばかりに囚われていないだろうか。小さな花を一つ。私だけの花咲き山に咲かせていきたい。2011/10/26
くりり
28
「花咲き山」優しいことをすれば、花が咲きだす。どうせなら目の前で咲いて欲しい＼(^o^)／2015/03/21
Teppei Tsujiyama
27
今日、エレベーターの中で電動カミソリで髭そり始めた人がいてビックリして見ていたら、「なにガンつけてるんだ！」と切れるオッサンに思わずケンカになりそうなったがグッと我慢して降りました。/このマンガでは斉藤隆介の花咲山が劇中劇として朗読されます。自暴自棄になった少女が山姥にやりたいことを我慢すると山奥に花が咲いていくと教えられ、救われる話です。『優しいことをすれば、花がうまれる』と自分を犠牲にして人を助ける時の気持ちの損を軽くします。/斉藤先生、オッサン相手に我慢しただけで花は咲くでしょうか？2014/05/27
