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内容説明
ハナが好きかもしれない折口に好意を抱きつつある満里子。
折口プロデュースの舞台に立つ満里子には、ひとつの、大きな決心があった。
友を思う気持ちと、決して自分の思い通りにはならない、誰かを好きになる気持ち。
純粋だからこそ不器用な、ハナと満里子の友情は果たして!?
心震わす第6巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wata
35
ギクシャクぎくしゃく…、あー…朗読できなくなっちゃった(T_T)2015/04/11
くりり
30
宮沢賢治ゆかりの地を巡る。そして、唐突に恋愛と性欲を語り出す...2015/04/08
頭痛持ちの寺
30
5巻から週刊誌連載になった為か、この6巻は主人公・佐倉ハナの親友でありライバルである佐左木満里子の紹介で始まる。満里子はハナの恩師で憧れの人である折口先生に惚れてしまう。そのせいで二人の友情に亀裂が…宮澤賢治を巡る旅で見せるハナの涙が切な過ぎる。ハナの孤独は深いのだ。これをきっかけにハナは朗読ができなくなってしまう。久しぶりに出会った小学校時代の上級生・谷口がハナのピンチを救いそうである。次巻も楽しみである。この巻では小川未明『野ばら』、宮澤賢治『おきなぐさ』『注文の多い料理店』を扱う。2014/12/24
どあら
24
図書館で借りて読了。小川未明の野ばらを読んでみたいです。ハナちゃんのスランプはどうなるの??2022/07/14
マリリン
21
妹の死をきっかけに満里子が引きこもった5年間の並外れた量の黙読。ハナの朗読を聴いた事がきっかけで立ち直ったものの、時々見る夢。今回満里子が朗読するのは小川未明の「野ばら」。引きこもっていた間に蓄積された感性が、奏でたかった声が、重い問題を持った作品をやわらかく表現する。それは満里子のハナへの複雑な心情も含んでいる。ハナと満里子が次に選んだ朗読作品は宮沢賢治の「注文の多い料理店」と「おきなぐさ」。作品の背景である地に旅だつふたりだが、旅から帰ってから朗読ができなくなったハナ。多感である事はまさに諸刃の剣。2020/07/12