ビッグコミックススペシャル<br> 花もて語れ(11)

個数:1
紙書籍版価格
¥649
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ビッグコミックススペシャル
花もて語れ(11)

  • 著者名:片山ユキヲ【画】/東百道【朗読原案】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2014/06発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091860873

ファイル: /

内容説明

ついに朗読コンクールに出場したハナ。
しかしハナと共に
そのコンクールに出場した五十土園子は、
若き日の恩師・藤色きなりが
朗読で絶対に勝てないと思った相手。
ハナにとって、勝てるはずのない、高すぎる壁。
五十土の見つめる中、まずはハナが、
課題作品を朗読する舞台に立つ!
情熱溢れる第11集!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マリリン

34
11巻の朗読は、坂口安吾の「風博士」、笑いに乗せて自分の矛盾を隠さず表現する。それは風博士と蛸博士の相剋という形として。ありのままの自分でいる事…芸術は裸体をさらすようなものか。朗読のステップ5の「間」は音楽でいう休符(大切に思っていたが)か。坂口の作品は意味を理解しようと考えても…そうかもしれない。視点の転換は、この作品を読んでから(一巻からこの巻まで)他の本を読む時や過去を想うと大切な事だと感じる。ステップ6は自らが観客になる事、言葉は違うがこの感覚も納得。「風博士」を読みたくなる。 本筋から外れた。2021/02/27

現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」

31
朗読漫画11巻。朗読コンクールに挑む主人公・佐倉ハナ。共演者には前巻に出て来た新キャラクター五十土園子。折口先生、藤色先生との三角関係の一人である。このコンクールでハナが朗読するのは坂口安吾『風博士』!。まさかこの漫画で私の好きな安吾が読めるとは。嬉しい。『FARCEに就て』『堕落論』『日本文化私観』も引用されながら進む朗読シーンは良い安吾論でもあり、ハナが自分を肯定する前向きな宣言でもある。読了後すれ違うハナと園子の短い対話。続く園子の朗読作品は夢野久作『瓶詰地獄』。次巻が楽しみである。2015/01/12

どあら

25
図書館で借りて読了。ステップ5は、読み手は作者や登場人物であると同時に読者のひとり。ステップ6は、読み手もその朗読に対して聞き手の一人。自分の読み聞かせにも活かせたらいい❢2022/09/27

exsoy

22
『風博士』読んだことないが面白かった。自分一人で読んでたらさっぱり解らなかっただろうなー2014/03/17

サルビア

11
朗読コンクールで、坂口安吾の「風博士」を読むハナ。だがしかし、私には訳の分からないお話でした。でも、ハナは着実に力をつけてきて、ステップ5までいったのでした。ハナの後に読んだのは、昔、藤色先生と、折口先生と一緒に朗読教室に通っていて、突然姿を消した五十土園子でした。 二人とも、自分の朗読でそれぞれ思う人に伝えたいと考えていたのでした。2019/02/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7901497
  • ご注意事項