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内容説明
ついに朗読コンクールに出場したハナ。
しかしハナと共に
そのコンクールに出場した五十土園子は、
若き日の恩師・藤色きなりが
朗読で絶対に勝てないと思った相手。
ハナにとって、勝てるはずのない、高すぎる壁。
五十土の見つめる中、まずはハナが、
課題作品を朗読する舞台に立つ!
情熱溢れる第11集!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
35
11巻の朗読は、坂口安吾の「風博士」、笑いに乗せて自分の矛盾を隠さず表現する。それは風博士と蛸博士の相剋という形として。ありのままの自分でいる事…芸術は裸体をさらすようなものか。朗読のステップ5の「間」は音楽でいう休符(大切に思っていたが)か。坂口の作品は意味を理解しようと考えても…そうかもしれない。視点の転換は、この作品を読んでから(一巻からこの巻まで)他の本を読む時や過去を想うと大切な事だと感じる。ステップ6は自らが観客になる事、言葉は違うがこの感覚も納得。「風博士」を読みたくなる。 本筋から外れた。2021/02/27
ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺
31
朗読漫画11巻。朗読コンクールに挑む主人公・佐倉ハナ。共演者には前巻に出て来た新キャラクター五十土園子。折口先生、藤色先生との三角関係の一人である。このコンクールでハナが朗読するのは坂口安吾『風博士』!。まさかこの漫画で私の好きな安吾が読めるとは。嬉しい。『FARCEに就て』『堕落論』『日本文化私観』も引用されながら進む朗読シーンは良い安吾論でもあり、ハナが自分を肯定する前向きな宣言でもある。読了後すれ違うハナと園子の短い対話。続く園子の朗読作品は夢野久作『瓶詰地獄』。次巻が楽しみである。2015/01/12
どあら
25
図書館で借りて読了。ステップ5は、読み手は作者や登場人物であると同時に読者のひとり。ステップ6は、読み手もその朗読に対して聞き手の一人。自分の読み聞かせにも活かせたらいい❢2022/09/27
exsoy
22
『風博士』読んだことないが面白かった。自分一人で読んでたらさっぱり解らなかっただろうなー2014/03/17
まる子
13
テープ審査を通過したハナは、全日本朗読文化協会主催の朗読コンクールの場にいた。そして10巻で見かけた五十土園子が…なんと控室にいるではないか!!ハナが選んだ課題作品は、書簡体で難しいと言われる坂口安吾の『風博士』だ。間の取り方、聴き手の気持ちになれるのか?!ハナの次は五十土園子。彼女は「私の朗読をきいていてね」と言った。彼女が選んだ課題作品は夢野久作の『瓶詰の地獄』、これもまた難しいと言われる書簡体。さて、2人の朗読は果たしてー。漫画として朗読の『風博士』を聴いているけれど、読むなら理解できる自信はない!2025/06/09
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