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内容説明
蒙古軍の侵攻にさらされていた西夏国。その西夏の女戦士・シュトヘルの肉体に転生した高校生・須藤は、西夏の至宝・玉音同を守るため、蒙古支配下からの脱出を計る。一方、玉音同を追う蒙古軍内では、謎の尼僧・ヴェロニカがある陰謀を企てていた…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
29
3巻読んでから間が空きすぎた。 殆ど忘れてる。 2018/02/07
眠る山猫屋
28
ヴェロニカの過去に驚愕・・・悲し過ぎて壊れてしまった人なのだな。そして最終ページが全ての謎を解くのか・・・。ヴェロニカ、大ハン、ハラバルの運命が交差する一冊。2017/06/11
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
21
それぞれがそれぞれの過去を引きずって物語は深みを増すが、この時代に幸せな人はいないのだろうかと可哀想にもなってきます。そして、これが現在にどう影響するのか次の巻も待ちきれない。2011/05/22
小梅@灯れ松明の火
18
第3巻の最後に登場してきた謎の女、ヴェロニカが表紙を飾っています。このヴェロニカの過去が語られますが、どうもカトリックの敬虔な修道女であったのが、ロマ人との交わりの中で魔女扱いされ、神父に魔女の焼印を捺されしかも犯されてしまい、神父を殺して逃げてきたようです。ヴェロニカはいまはモンゴルの大ハンの女として性の交わりをなしているようですが、なんと大ハンの背中にも西夏文字の焼印が……。これがモンゴルが西夏文字をなくしてしまおうと考えた理由なんでしょうか。腹張兄さんも相変わらずカッコいい。シュトヘルはどうしたの?2011/05/11
645
17
大ハンが西夏文字を滅ぼそうとする理由が垣間見えた。背中に刻まれた文字の意味は?ヴェロニカの過去も壮絶。屈辱的な過去を利用し取り入るのは強か、シャキラとの日々を思うと今の表情は歪んでいる様にも。一方で、番大学院でのハラバル・吉祥山の対峙は熱い展開に。お互い守るものを失った過去を持ちながら正反対の生き方をしてきた二人の邂逅、そしてハラバルが玉花の子である事を知っての吉祥山の最後。「命をかけるべきものがあるという言葉は病だ」。優しい心を持った人間に振りかかった不幸が生き方を決めてしまったのはシュトヘルと同じ。2013/01/11