- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
西夏の文字を守るという思いを秘め、あえて文字を焼くモンゴル軍に入ったユルール。だが西夏の残党と合流し、数を増すシュトヘルの一団の状況を耳にした、大ハンの息子、トルイは、そのユルールに賊軍頭目シュトヘルの討伐命を下すのだった。ユルールはシュトヘルと相まみえるため、成都へ向かう--
一方シュトヘルの前にはハラバルが現れ…!?
守るべきものと自らの誇りのため、そして憎むべき敵への復讐のため、
彼らは命ある限り大地を駆ける--!!
圧倒的筆致で描く大人気ヒストリカル・ロマン、待望の最新刊!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明智紫苑
46
終盤には驚いたが、ごまかしは効かないよなぁ…。それに、あともう少しで完結しそうな感じだな。ついでにシュトヘルとスドーの関係って、ひょっとしてドリームシアターの「メトロポリスpart2」の主人公たちからヒントを得た設定かなと思ったのだけど、どうだろうか?2016/09/14
眠る山猫屋
42
復讐の連鎖。西夏文字を守り生かす為にモンゴルへ潜入する道を選んだユルール。託された約束を守るシュトヘル。そしてスドーもまた・・・。誰もが生き残りの道を選ばない。ただ大切なもののために。ここはハラバルたちの乱入が事態をひっくり返してくれるのを期待するしかないの?大切な守りたいものには、順番をつけなくてはならないのかな・・・。2017/10/26
ちゃりんこママ
40
抜けてる7~10巻を読まないとなぁ…来世を知っているから死ねるのか?ユルールとシュトヘルの別れが美しい。2017/03/13
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
30
いよいよクライマックスまで、あと1巻。多分泣きになるんだろうな。2018/02/11
磁石
24
ついに殺っちまった、ついに殺られちまった、それでも世界は回る……。この世がどんどん悲惨になっていくのに比べて、あの世カフェはどんどん賑わっていく。初登場からあんまりな小悪党のアルンゲだったのに、振り返ってみれば愛嬌のある面白い奴だった、自分が他人からどう見られているのか熟知してソレを利用してやろうとする逞しさもあった。でも……、相手が悪すぎた。ユルール、覚悟決まりすぎ、悲しくなるほどに……。2016/09/18