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内容説明
西夏侵攻により勢いをつけた蒙古軍は
隣国・金国への攻勢を強め、
金軍首府防衛の要・居庸関に集結し始めていた。
蒙古の皇子・ナランによって
玉音同の半分と共に攫われたユルール。
シュトヘルは「人送り屋」の助けを借り
蒙金両軍の決戦の地・居庸関を
目指そうとするが………!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとまみ(コミックス&BL小説専用)
31
「出会いが生きなおさせる」ああ、そうだよなぁ。2018/02/11
眠る山猫屋
31
〝因果〟という西夏文字のとおり、捨て去ったはずの血の臭いがシュトヘルに絡みついて離れない。復讐の連鎖を目の当たりに突きつけられたシュトヘルを支える強さはユルールとの出会いの記憶。生き直す、それは赦されるのかな。いよいよ大ハンの居る戦場にて、主要人物たちが一堂に会する9巻!2017/06/28
645
26
大きく局面は動いていないがナランと共にいるユルールと、そのユルールを追うシュトヘル一向が歩みを進める中、起こる物事・事件が其々自分達がやって来た事を思い起こさせる。憎しみの連鎖は断ち切る事が出来ない、だからといって襲い来る者をただ受け入れる訳にも行かない。自身の体験を通じシュトヘルが発した言葉は、“誰かに出会え…その出会いが生き直させる”と此処までの物語を見て来た人間は非常に感慨深いものでしたね。この先の二人の未来はどうなるのか…ナランがユルールに感じる父親の血…確実にもう一波乱があるだろうな…気になる。2014/05/18
exsoy
24
再会の時はすぐそこ、しかし…?2014/03/16
ふかborn
19
今巻はゼスの回。常に生き死にがある時代に、復讐でもって自分の心情は完結出来るのか。解決はしない問題だが、私はゼスの語りに固執しちゃうなぁ…。ナランが簡単にユルールを殴るので、こういう描き方は青年誌だなぁと思う。嫌いじゃないですよ~、むしろ悶えちゃう。エンタメ、女性誌なら別の表現でフラグ立ちそうなもんだけど。おまけ漫画のツォーライが切な可愛い…。2014/03/14