ビッグコミックススペシャル<br> シュトヘル(14)

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ビッグコミックススペシャル
シュトヘル(14)

  • 著者名:伊藤悠【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2017/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091895745

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内容説明

西夏文字を守るべく、モンゴルへと入ったユルールは、モンゴルの皇子・トルイからシュトヘルの首級と玉音同の残り半分を持ってくるように命じられてしまう。そしてそんな中、ついにシュトヘルと再会を果たした。
翌日、モンゴル軍は都江堰に追い込んだ西夏の残党とシュトヘルを殲滅すべく、砲撃を開始。そんな中、ユルールは約束通り、朽ち果てた人の首と、
玉音同をモンゴル軍に持ち帰ってきたのだが…!?
“文字”を守るべく戦った、彼らの運命は…そして、歴史の波に揉まれながらも、必死に生き抜いた人々の姿を描く、
大人気ヒストリカル・ロマン、ついに終幕!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

63
最終巻、時間を空けてしまったが、素晴らしいエンディングだった。13巻で訣別の言葉を交わしたユルールとシュトヘル。復讐を完結させようとするハラバルとメルミ、そしてヴェロニカ。狙う者と狙われる者が、互いに何かを相手に預けているような複雑な想いがヒリヒリする。文字はそれだけでは活きず、伝えたい切実さを持って初めて〝言葉〟になる。言葉を伝え継ぐための悲壮な戦いの結末。一旦は途切れたかに見えた想いは数十年後に・・・。みな、幸せだったのかな・・・、恩讐は果たされたとしても。そして。そして、言葉は未来に届いた。2018/08/09

明智紫苑

53
私はこの漫画の主人公たちの関係性はドリーム・シアターの「メトロポリスPart.2」が元ネタではないかと邪推し、このコンセプトアルバムのネタバレ記事を読んで衝撃を受けた。むごい。しかし、幸い『シュトヘル』はあちらのようなバッドエンドではなくて良かった。さて、あとは『大奥』と『達人伝』だな!2017/06/01

さとまみ(コミックス&BL小説専用)

29
はあ。面白かった。うるうる。2018/02/11

磁石

28
終わった、終わっちまった……。何度も何度も終を求めながらも、終わって欲しくなかった作品だった、残念極まるけどコレで別れを告げるしかない(´;ω;`)。ずっと皆を苦しめ時には力を貸し先導し続けてきた文字、あらゆる誇りも愛も憎しみも命すらも喰らいながらも超然と佇む、物言わぬ主人公だった。だけど、文字かお前か……。最後の最後に、人の手へと戻れた2017/05/21

S 2

22
終わってしまった。時々キャラの台詞がポエミィになって読み辛かったけども、漫画としては迫力があって良かったです。しかし、ラストの中年?ユルールイケメンだな!2018/10/11

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