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内容説明
弱体化した幕府に幻滅し、失意のうちに広島から帰京した近藤(こんどう)。彼の心痛を察した土方(ひじかた)は、深雪(みゆき)太夫を落籍させていた。別宅にて近藤と深雪の仲睦まじい生活が始まるかに見えたが、土方は深雪を見張れとの命をセイに下す。やがて深雪がその本性を現し始めて!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
12
【所蔵】深雪は置屋に残された妹、孝も近藤に身請けしてもらい、3人の暮らしが始まる。深雪は元治元年加賀金沢で起こった「元治の獄」以降佐幕派を恨んでいた。セイちゃんがあれやこれや誰にも言えず抱え込んで一人憤慨していても、周りの人たちは何もかも承知だったんだな。セイちゃん気の毒(苦笑)。慶応2年(1866年)4月1日、谷三十郎頓死。2020/03/02
らる
7
読友の明里さんに借りました。まとめ読み。2015/05/23
みっちぃ
7
谷先生、いけ好かない奴、と思っていたけどあのラストは衝撃だった。新選組の話はこの風光るが初めてだったので、全てがびっくりドキドキなんだけど、違う作家のも読んでみたくなった。2015/01/12
やんやん
7
近藤さんは 大きい。土方さんと深雪さんの探り合いがよかった。孝さんが可愛くて素敵。斉藤さんと仲良くしているところを見ている暗い総司がたのしい。嫌なおっさんだと思っていた 谷先生。いつか敵討ちをされるだろうと覚悟されていたのですね。『秋津は…拙者の良き友だったのだ』180ページ(最後のところ)の総司とのやり取りは無かった方が良かったなぁ。2013/03/04
kiku33
7
嫌味真面目の嫌われ者、谷の最後があんな立派なものとは、あっぱれ。それと、深雪…結局?何だか不幸せな感じがモヤモヤ。なかなか、幸せになるのは単純にはいかないですね。2012/03/04