フラワーコミックス<br> 風光る(37)

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フラワーコミックス
風光る(37)

  • 著者名:渡辺多恵子【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 小学館(2015/07発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091373083

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内容説明

坂本龍馬が暗殺された。下手人として新撰組が疑われるが、伊東甲子太郎は機に乗じて近藤暗殺を決意。その情報を得た土方は先手を打って伊東を斬殺した。遺体を引き取ろうと駆けつけた藤堂も命を落とし、涙に暮れるセイは放置された亡骸を葬りたいと土方に懇願する!悲劇の連鎖の行方は…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蝶よ花You

51
この作品を読んでいるといつも「どこまで史実に忠実に描いてくれるんだろう」という想いと、「どこまで史実に忠実に描いてしまうんだろう」という支離滅裂な想いに苛まれる。それくらい史実と創作を巧く練り込んで「風光る」という作品に仕上げてある、という話。着々と史実と物語が進む中で、変わりゆく時代と環境と二人の心の距離。と、真面目に書いたものの、今回何より気になるのは、某シーンでの台詞「もっと欲しくなっちゃいますね♡」が沖田の軽口ではなく、セイの台詞だという事実。成長したなぁ(笑)2015/07/02

GREEN

36
いよいよ佳境ですね。土方さんと近藤さんがいつも通りで安心すると共に、これから先の新撰組の生きざまに胸が痛いです。 沖田も奇跡的に起き上がってきて妾宅に寝起きする事になるけれど、それでも弱っている沖田の姿にやはり胸が痛くて・・・ これから先は辛い話が多いと思いますが最後まで読みたいと思います。2015/07/02

ぐうぐう

25
歴史が進めば、それだけ新選組に訪れる、そして沖田総司に訪れる末路も、それだけ進むことになる。歴史は変えようがない。新選組は無くなるし、沖田は志半ばで死ぬ運命にある。しかし、歴史には記録に残らなかった余白があるのだ。そこに渡辺多恵子は、想いを込める。歴史が変わるわけではない。でも、ここには、感情移入してしまうほどに魅力的な物語とキャラクターがいる。歴史の余白を精一杯生きようとする、キャラクター達が。2015/07/09

そうび

23
今巻のテーマは「子供」。若芽であり、未来への希望であり、愛の結晶でもある。滅私を旨とする武士道とは相容れぬ面があるけれど、人間の営み続けてきたものがそこにある。松本法眼の助言が実るかどうか、さてはて。新選組はいざ伏見へ。2015/06/28

みっちぃ

19
 油小路事件⇒伏見というあたりのお話。コミックスでだけ読んでるので、冒頭に「ん?なんだっけ」と思ってしまった。できれば、総司とセイを添わせてあげたい気持ちもあるのだが、やはり史実は無視できないところなので、無理なんだろうな。セイの笑顔が痛々しい。それよりも、徳川慶喜のイメージがこの作品でがらっと変わった私。正直、あまり幕末関連に詳しくないので、慶喜はもっと愚鈍なヤツだと思ってたんだけど。意外とできるヤツなのかー。2015/07/13

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