内容説明
京都大原街道沿いの弁財天(べんざいてん)で、美女が死体で発見された! 大学の講師を勤めるインテリ女性だった彼女には、高級コールガールという裏の顔が。部屋に残された日記……破り取られた最後の2ページにはなにが書かれていたのか? そして、著名人や閣僚クラスの大物政治家までを顧客に持つ、高級売春クラブを取り仕切る謎の女主人(マダム)の正体とは? 赤かぶ検事の名推理!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
152
[館探訪・マニアック編④]淫楽館:京都市左京区北白川にある豪邸。女主人=マダム・セラヴィに因んで「淫楽館」と呼ばれることも◇「赤かぶ検事シリーズ」では新しい作品。京都・大原街道沿いの弁天祠で死体となって発見された私立大の美人講師は、実は高級コールガールだった!?という物語ですが…前半は死体遺棄の犯人が判明するのみで、後半の裁判の過程でようやく「淫楽館」が登場します(苦笑) 終盤に若干面白い展開はあるものの…誤植が2ヵ所、まるで官能小説のような日記、後出し連続の真相等々…何ともツッコミどころ満載でした(笑)2021/05/15
かおり
2
久しぶりの赤かぶ検事。事件に関わる場所や名跡の謂われ等をまたシリーズを読みながら楽しもう☆2017/03/18