内容説明
恋多き妻に捨てられた石川泰生は、魅力的で聡明な美女・三浦希美子と恋に落ちる。ところが、彼女を部屋に招き、到着を待ちわびていたところへ、別れた妻が突然舞い戻ってきた……。三日後、元妻は滝壺から遺体で発見される! 容疑は石川に向けられたが、赤かぶ検事は、事件の背後に潜む意外な人物の陰謀に気づく。大好評〈赤かぶ検事シリーズ〉の最新作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
猿山リム
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夏に向日葵の本を読もうと手に取った一冊。 赤かぶ検事シリーズはTVでは何度か観たけれど書籍では初。 不可解な状況で死体が上がり、その捜査が行われるわけだが…。 弁護士でもある著者の描く検事の言動こそ面白いものの、奇妙な導入に対し、あまりに雑で凡庸な展開と真相に逆に驚いてしまった。 本業もあり忙しいであろうから、編集者か助手辺りに興味深い導入を提案してもらって、それを魅せる解決に導く手法だったのかと邪推。 期待値が大きかった事もあり杜撰さが目立ったように感じた。 話が勝手に進み勝手に終わった。2024/07/01




