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内容説明
姫巫女の呪いを解くため、梵天の言葉を信じ日本橋に向かう鴇たち。その頃、狐の妖・今様が露草の手を借り、人間に復讐するため妖を率いて日本橋へと向かっていた…。日本橋での邂逅の果てに起こる、哀しい幕引きは――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミュポトワ@猫mode
44
あまつき 4巻目。この巻はずっと江戸編。別に俺はシスコンではないけど、真朱が可愛い。朽葉もかっこいいけど、真朱もねって感じ。こういう女の子描かせると高山先生はうまいのかもしれない。他の高山先生の作品では、こういう女の子達は出てこないけど。あ、ハイガグラの花の精の鳥が似たようなキャラだったかもしれないね。こういう女の子キャラは良いよね~。男性受けすると思う。まぁ掲載誌が女性向けの漫画雑誌だからいらないのかもしれないけどさw俺は好んでゼロサムを読んでいるからねwそんな感じで5巻読みます。5巻は過去編だってよ♪2021/10/15
日奈月 侑子
10
「だから人間は嫌なんだ。何も知らず多くを奪う癖に、同じ顔して他のためな泣きやがる」 今様の話で涙腺崩壊してしまいました。家族を奪われるのは誰であっても嫌なのは当たり前だよなあ…と。そして中村屋のご主人がひたすら優しくてほっこり致しました。目がやられてしまったのは残念だけれども。 巻を増すごとに美しくなっていく梵天が眩しいです。個人的に、空五倍子も加わってわちゃわちゃしてる時の空気がとてつもなく好き。 本当に、沙門のような柔軟な感じのキャラクターが好きです。各々の陣取り合戦でギリギリしてるよりも余程大人だ。2013/09/06
那義乱丸
9
再読4回目。神木の樹妖を主と慕う狐の妖・今様のお話は、何度読んでもホロリ。人であろうと妖であろうと、家族を奪われれば恨みに思うのは同じ。敵対し、互いを滅ぼそうとする人と妖。わかりあうこともなく、交わるのは戦うための関係性の中で、ほんの小さなきっかけが儚くもか細い縁を繋いだとしたら、それを大事にすることがもしかしたら強い絆へと変わるかもしれない。「あまつき」という作品は、鴇が選んだそんな夢を紡いでいく物語だなと改めて思う。カバー下の高山さんに笑った。いいキャラだわ~w2018/04/27
那義乱丸
9
再読。私のお気に入り、今様のお話の巻。無自覚ながらも鴇が人と人、人と妖を繋いでいってるなぁ。今はまだ細いものだけれど。自分用メモ:沙門に蘇芳の面影を見る鴇。上様と佐々木。銀朱が聞いた帝天の声? 2013/12/16
那義乱丸
9
16巻読んだので再読。終盤の銀朱が帝天に立ち向かうエピ。16巻を読んで、それがどの瞬間からなのかを知りたかったからじっくり読んだけどわかったようなわからないような。改めて再読していると彼岸とあまつきで誰が誰なのかを想像してしまう。蘇芳もそうなんだろうな。うーむ。1巻から全部再読したくなってくるー!いつか時間を作ってじっくり再読しよう。うん!2013/05/12