おせん（１２）

著者名：きくち正太【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063521672

内容説明

火事と喧嘩は江戸の華！　だけど、おせんのいる笠置「一升庵（いっしょうあん）」の前で、不埒（ふらち）な真似はゆるさねぇ!!　その一声で騒動終結、千成の弁天様おせんはみんなの元気の源です。おせんとサンタクロースの不思議な交流を描いた「今宵聖夜を告げる鐘」編のほか、水を一滴も使わない「おせん流“アンコウのどぶ汁”」など、垂涎必至の料理もてんこ盛り。今宵もおせんの料理と心意気に、ちょいと酔いしれてくださいな。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ミュポトワ@猫mode]

おせん12巻目。鮟鱇（あんこう）ずくし良いねぇ。鮟鱇食べたくなってきた♪鮟鱇鍋も好きだけど、やっぱりあんきもが好き♪高いけどｗ美味しいよね、あんきも。俺はそんな高級店で食べられるような経済力はないので、居酒屋でしか食べないけど、それでも美味いと思うんだ。まぁ河豚の白子も食べてみたいけど。河豚って刺身と鍋でしか食べたことがないから、河豚の白子って食べたことがないんだよね。食べてみたいなぁ。どうも俺は白子とか肝とかが好きらしいんだ。酒飲みだしね。だからそういう内臓を肴に一杯やりたいんだよね。

2021/08/07

[wata]

参太さんを信じてコネチカットの古時計を直そうとするおせんさんが可愛らしい(^^)まっつぐな者の心根はけして裏切らない。いいなぁ〜。

2014/12/19

[くりり]

東の鮟鱇、西の河豚、どっちも日本酒で！！

2014/12/12

[めしいらず]

仕事は大事。でも、そればかりに埋め尽くされた人生にはしたくない。自分にとって大切なもの、失いたくないから。（サクラさんの桜の木）溶いたアンコウのキモ、アンコウの身、乱切り大根だけ、水は一切使わない漁師鍋、どぶ汁。これで日本酒キュッといきたいね。（東の鮟鱇　西の河豚、あなたならどっち！？）

2013/02/11

[青猫ノラ]

当初持っていた北大路魯山人テイストから、人情、風物、食べ物描写を重視し、作画の方向性も円熟味を帯びてきた最新刊。漫画本来が持ちうる各キャラクターに付与された躍動性が、作品の幅を生み出す原動力になっている点が魅力的です。