おせん（１）

著者名：きくち正太【著】

講談社（2015/02発売）

• ISBN：9784063287097

内容説明

笠置（かさぎ）の宿場町にある老舗料理屋「一升庵（いっしょうあん）」の若女将、おせんこと半田仙（はんだ・せん）。日頃はノンベエでぐうたらだけど、いざお客様のためならば、一肌でもふた肌でも脱ぎやしょう！　世間の流行に流されず、自分の良いと思うものだけを信じるおせんの作り出す料理は、みんなのお腹と心を幸せで満たしてくれる。帳場見習いで修行に来た江崎（グリコ）と一緒に、グルメ漫画とは一味もふた味も違う、“本物”の世界をご堪能ください！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[小梅]

立川マンガパークにて。モーニングに連載してるのを読んでました。少しクセのある絵ですが、これがまたクセになる。おせんさんの料理を食べてみたい。

2015/04/01

[ミュポトワ@猫mode]

おせん1巻目。きくち正太さんを連続で読んでますが、別に意図はなく、本棚の端から取ってきたらこうなっただけですｗ。おせんは巻末で作者も言ってますが、酒と料理と骨董のお話。なかなか奥の深い分野なおんで俺はあまり手がつけられていませんが、自分の好きなものを集めれば良いんじゃないかなって思ってたりします。高いから良いとか悪いとかいう話でもないのでね。その辺は個人の感性もありますし、押し付けるつもりはないですが。他人の評価ばかり気にする人もいるしね。ってことでしばらくはおせんを読んでいきますのでお付き合いください♪

2021/07/25

[めしいらず]

４話、娘を嫁にやる父と貰うお婿さんの話がいいね。この一筋縄でない婿の行動。うん、いいね。3話、小手先でなく料理に手間をかけるということの本当の意味とは。深いなあ。目からウロコでした。。

2013/01/02

[まぁにぃ]

料理（グルメ）漫画と思いきや…、面白い！　老舗花茶屋“一升庵”の料理だけでなく、器や骨董、建物まで、すべてでもてなす。　日本人が忘れてしまったものが、この本にはあります。　いい漫画です。

2014/06/05

[シーナ@食べ物漫画好き]

１冊目 一升庵の女将､半田仙こと通り名おせんさん。横綱に羽太の丸揚げ！しかし他所の商売を早仕舞いさせて蕎麦や魚を集めるのは如何なものか？ 贋作！目利きと器､珍品堂さん登場､茹で蛸の足一本を葱醤油で…。煮物の面取り＆煮干しの頭と腸外し､面取りは解るけど煮干しはどうだろ？まぁ勿体無いから煮干しのダシガラも食べたりするけど頭は無い方が美味いし基本ですからねぇ。牡蠣の摺り流し‼これは贅沢美味しそう。本物の器の宝庫で江崎くん何を学ぶか？

2017/12/10