ビッグコミックス<br> 岳(1)

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ビッグコミックス
岳(1)

  • 著者名:石塚真一【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 小学館(2012/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091875716

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内容説明

秋の北穂高岳。登山中の中年男性・黒岩が、雪に足をとられて崖から転落、腕を骨折して動けなくなってしまった。山麓の警察署では下山時刻が遅れていることから、山岳遭難防止対策協会のボランティア・三歩に救助を要請することに。見かけは頼りなさそうな三歩だが、ヒマラヤや南米の山を歩いてきた経験豊富な救助員で…

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

111
なぜ人は危険な山に登るのか?私は「存在証明」と考えていた。しかし、もうひとつの答えを本書は用意。山でテント暮らしの三歩は世界の山に挑戦した山岳救助ボランティア。要救助者に「良く頑張った」と声をかける。もちろん、間に合わず亡くなる人も。三歩はすべてを受け入れる。「写真」の若者には共感した。雪崩に雷と自然は容赦ない。長野県警で山岳救助隊のチーフ、野田は三歩とは幼なじみ。経験の浅い女性隊員の椎名は厳しい状況に愕然とする。救助と三歩が過去の経験をカットバックで織り交ぜる。再読でも感動できる秀作。08年マンガ大賞。2019/10/01

hiro

104
『海街diary』を最新刊まで読んだので、次は何を読もうかと考えていたが、先日読んだ『日本百名山』の影響か、以前映画を観て印象に残っていた『岳』を思い出し、読むことにした。そしてこの『岳』もまたマンガ大賞受賞作だと知る。山岳救助ボランティアの三歩が主人公のこのマンガは、山の風景や厳しさを直接目でみることができ、山岳小説とは違た良さを感じた。もちろん続けて2巻を読むことにする。でも三歩のようにあんな岩壁の途中でコーヒーは飲みたくないわ。2015/09/16

momogaga

81
図書館本。主人公の純粋さに打たれました。冬山の怖さだけでなく、魅力を描いている所がいいですね。2016/02/24

扉のこちら側

69
初読。2016年58冊め。山に登るようになってからずっと読みたかった作品。昔は遭難のニュースを聞くたびに何故冬山にわざわざ登りに行くんだと思っていたし、今後も私は冬は登らないけれど、山の楽しさを知ると病みつきになるんだよな。1巻読むだけで、その楽しさがよくわかる。2016/01/24

goro@the_booby

61
再読了。冬のアルプスはまだまだ無理だけどやっぱり今年もアルプスへ行きたい。むき出しの自然の中では何が起こるか分からない三歩のお世話にはなりたくないが、なめちゃいけないお山だわ。全巻集めてお山文庫へ収蔵したいと思います。巻末おまけの筑波山エピソードだけどありそうで怖い。低い山でもヘッドランプは持って行かなきゃね~。2019/05/21

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