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内容説明
北アルプスを登山中の男子学生が、大キレット北端で滑落遭難してしまった。強風で救助ヘリが飛べないなか、三歩はひとり現場へと急ぐ。だが時を同じくして、キレット南端で中年女性が滑落したという連絡が新たに入り、現場に近い三歩が、ふたつの事故の救助を託されることに…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
62
3巻に続いて読んだ。「択一」:初めての前後編。直接人命に係わる二つに一つの選択は難しい。「再生」:3巻のナオタと同じ、小さい子どもをおいて…。「警鐘」:これも初めての①~③。冬山で遭難者を危険を冒して救助する昴エアーの牧。その牧は遭難者に厳しい。一方、3巻で三歩に遭難者に甘すぎると噛み付き、その後自身も救助された久美。これからも、三歩に係わる人達の人間模様も楽しみだ。まだ18分の4、三合目を過ぎたところだ。先は長い。2015/09/23
goro@80.7
47
「命力」の人のように最後まで力を出せるかタフって体の事だけじゃなく気持ちだな。「警鐘」はクミちゃんの「死にたくなかったら、立って歩け!」に涙が出る思い。そしてヘリのパイロットはここでも頑固で一本筋の通った男。生き抜く力が問われるのだ。2019/06/09
扉のこちら側
43
初読。2016年61冊め。人命救助に当たる際の判断の難しさ。民間ヘリの牧さんはあのお方がモデルなんだな。2016/01/30
momogaga
39
図書館本。三歩の生き方がうらやましくなってきた。こんな男いないよ。 2016/03/03
カザリ
32
泣いた~!2015/01/19