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内容説明
「赤壁(せきへき)」が始まる! 北伐を完遂した曹操(そうそう)は、ついに中華統一へ向け南方攻略に着手した。揚州(ようしゅう)の孫権(そんけん)陣営は、曹操への対応を巡り大きく揺れ動く。一方、またも逃走を始めた劉備(りゅうび)のもとには、その情義に惹(ひ)かれた数十万の民衆が集う。それぞれの覇業を目指し、英雄たちが動きはじめた!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
39
郭嘉、王となることを望みつつ死す。そして曹操は南伐へと道を進めていくこととなる。それに抗するは、呉の豪放なる孫家と何十万人もの民草を従える劉備の放浪の一団。まずは張飛が男気を見せる。彼の持つ圧力は曹操軍をもたじろがせる。★★★★★2022/03/20
活字の旅遊人
29
郭嘉は18巻からめちゃくちゃカッコいいな。もちろんそれを使う曹操も。呉は若き二人の軍師が台頭。そして劉備。民がついてくることの素晴らしさ。しかしそれは重圧。孔明はあまり姿を見せないが、ファンタジー的に劉備を煽る。「民の笑顔ではなく自分に笑顔を向けてくれる民を欲しがっているだけだ」SNS上のゴタゴタから侵略戦争まで、人間は変わらずちっぽけなんだろうな。2022/02/27
財布にジャック
27
「しかし殿、今は、南を攻める新たな軍略が次から次に溢れて止まりません・・・」軍師の郭嘉らしい最期の言葉です。しみじみとしちゃいました。一方蜀は、今回は張飛がしんがりをつとめスポットライトをあびてカッコイイです!2010/09/23
明智紫苑
18
郭嘉が亡くなり、赤壁編に突入。孔明のグルーピー(死語)たちに似たキャラクターたちが『ファイブスター物語』にもいたぞ(7巻に出てくる四大精霊)。偶然なのか? それとも…?2018/11/08
十六夜(いざよい)
11
北伐を完遂した曹操は、ついに中華統一へ向け南方攻略に着手した。揚州の孫権陣営は、曹操への対応を巡り大きく揺れ動く。一方、またも逃走を始めた劉備のもとには、その情義に惹かれた数十万の民衆が集う。それぞれの覇業を目指し、英雄たちが動きはじめた!!曹操にとっては重要存在である軍師・郭嘉の病死。しかし郭嘉の遺志を継いだ張遼が、烏丸衆と劉備を追う。公明の侍女たちの言う様に、本当にあちこちよく降る武将だこと。本来ならとっくに死んでるんじゃないだろうか。孫権と劉備に手を組まれると、曹操にはちょっと痛手だろうね。2021/08/28