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内容説明
『ヤングシャウト』編集部の三京が、『ヤングナッツ』編集部にやって来た。有能な作家が引き抜かれたため、ライバル誌の新連載の発売日に合わせて同じ日、そして同じジャンルの新連載を始めようと連載予定を聞いてきたのだ。原稿を破るという脅しに受けて立つと、『ヤングナッツ』編集部は予定を教えてしまう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
3
完結。最後は、再販制度に言及してタブーに触れた感はあるが、結局物言いに終わってしまいちょっと消化不良かな。電子書籍の時代となった今こそ再び土田世紀の熱い意見を見せてもらいたかったので夭逝は残念だ。漫画の神様が最終回で言うように、試練の時にたましいが試されるようなそんなヒリつく漫画の読める時代がいつまでも続けば良いと思うが、商業主義やもしくは承認欲求なんてものが安易な作品を生み出させてしまうこともあるだろう。そんな時にこそ、作家たちの目に止まってほしい作品。2019/01/07
yom
2
マンボ好塚のキャリアはこの人を参考にしてると思ったけど、本人が出てくるのか。うーん、でも言葉を授かっても結局は俗物になったし、編集長含め多くの出版関係者は質より売れればいって論調のままだろうし、ちょっと虚しいセリフに思える。でも競い合って一致団結する姿は良かった。外道で蹴落とすより高め合うのが一番。2021/10/10
ぽけっとふくろう
1
再販制度。2021/01/01
かやま
1
再販制度問題は作者が描きたかったテーマだったのかな。社員みんなで値下げシール貼ってるシーン良かった。2011/09/03
わびすけ
0
一気読み。20年以上前の作品のため雑誌がバカ売れしたり、事典が百万部売れたなどの話は現在との違いに悲しくなった。アルコール依存症に陥った巨匠「マンボ好塚編」エロを主題とした漫画をプロデュースし社会現象を巻き起こした編集者「明治一郎編」など数々の名シーンを生んだ漫画“屋”たちのドラマは唸るものがある。明治一郎には考え方に共感する部分が多くあり、悪役として描かれたがとても好きなキャラでした。2016/11/03