- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
五日市は、たった一人の文芸部編集者。かつては出版社の柱であった文芸部だが、現在は、マンガとヘアヌードに予算を回してもらっているという状態である。五日市は、たった一人になってしまった文芸部の先行きに不安を感じていた
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
3
五日市さん切ねえ…でも、初心を取り戻したその先に救いもありそうか。書店勤めだった身としては東名の主張と小売店の苦労がよくわかる。2015/10/04
yom
1
そりゃ古い文学が好きでそこに執着してるんじゃ駄目では...。その日のうちってすげえな。2021/10/07
ナス隊長
1
文芸誌の扱いに伴う、4巻の「いいもの」を作って商売をする、の延長にあるお話。『谷崎ならボッキしたが、ヘアヌードじゃ立たねえっていってるようなもんだぜ』、はまったく厳しいお言葉。そして、書店営業の言葉が熱い。『自信たっぷりで書店に自慢出来る本を、俺は喜び勇んで書店に営業して回りてえ』、これはモノづくりに関わる全てのサラリマンに共通の思いではなかろうか。2013/01/05
こたた
1
文芸誌は金にならないが、文芸誌に掲載された小説は単行本になって利益を生む。小説にまつわる社会現象と経済規模はいまだに小さいものではない。『すばる』や『文藝春秋』を私は開いたことがないが、それらに掲載された小説はいくつも読んだことがある。文芸誌への賛否はともかく、雑誌の流通と出版界の主役交代劇のモチーフは興味深い。委託販売と文化事業のことは一考に値するテーマだ。『絶叫』のリニューアルについては検証が足りなすぎる感があるが、これは文芸誌エピソードがスピリッツで読者受けしないから省かれたものだと邪推する。2012/05/09
きし
1
文芸誌をマンガ雑誌、マンガ雑誌を電子書籍にあてはめて読むと…2012/05/05