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内容説明
漫画黎明期の頃の「少年シャウト」で、仙台の連載が決定した。若かりし日の疎井と仙台は、2人3脚で漫画を仕上げ、早速編集部へ持って行った。だが、仙台の漫画は要らなくなったと副編集長に言われてしまう。副編集長の説明によると、人気プロ野球チームの拒人軍との独占契約に成功したため、ということであった。まったく納得ができない疎井。だが……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yom
2
売ったもん勝ち。疎井が俗物に至る経緯が分かったところで強敵登場。出版業界に戦争持ち込んできやがった。マンボ好塚のアルコール、明治のエロ、そしていよいよ疎井の帳尻が合う番かな?2021/10/09
コリエル
2
仙台との仕事を不意にされ、漫画と読者を信じられなくなる疎井。金と欲に汚れた彼を、仙台の言葉が貫く。2019/01/07
田中
1
2000年代拝金主義に突入前夜、札束でどこまで行けるか?面白そうだ2022/09/14
こたた
1
夜道で出くわした仙台に疎井が「画用紙代」を握らせようとするシーンの迫力がすごい。先に挫けた疎井の後ろめたさを余すところ無く表現している。デパートの屋上で和解し、宮沢賢治の詩で締めてゆくエピソード終盤はドラマティックを超えてポエティックだ。こんなにもすごい表現をできる作家が死んでしまったなんて寂しいことだ。さあ、ここからは買収された講学館が発火点。陳氏の示す出版社の合理性とは。文化の定義が問われる重厚なエピソードが始まる。2012/05/14
ざんすけ
1
買収かよ。最後は金の力なのか2012/05/12
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