将太の寿司（２７）

著者名：寺沢大介【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063124309

内容説明

テイクアウトの弁当店の台頭で、鳳寿司の経営に陰りが。将太たちは、時間がたっても美味しい寿司弁当を考案し、店の危機を救ったのだった。ある日鳳寿司に、巨大チェーン笹寿司の命令で、将太の父・源治の乗った船を転覆させたという男が現れる。男は、笹寿司への借金のためとはいえ、企みに加わってしまったことを悔い、許しを請う。征五郎は、将太に男のために「お金のいらない」マグロ尽くしを作ることを命じるのだった－－。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[サイバーパンツ]

1-27。笹寿司とのラストバトルに備え、実力をつけていく将太修行編はこれにて完結、全国編へ続く。寿司バトルや評論家の無理難題、客の要望に応えていく中で、技術や知識だけでなく、食べる人を思う"心"の大切さを学び、ライバルたちと共に将太が成長していく、少年漫画の王道ストーリーで、日常からヒントを得て、苦しい状況から最善の寿司を作り上げる謎解きパートも味っ子からさらに洗練されていて面白い。ただ、寿司と関係ないところで、明らかに犯罪行為な妨害をしてくる敵役のクズっぷりには思わず笑ってしまう。

2018/11/28

[tako]

セールによって購入したものの一気読み一気登録。美しきテンプレート展開と、ときどき筆が乗りすぎる敵役がやはり魅力。そして何と言っても「柏手」。観客選手ともに扱いが異常すぎて、30年ぶりに再読してるのにも関わらずいまだに面白みがある。要は、普通でないコロケーションだらけになるのがとても良い。そして相変わらず寺沢先生の時代先取りすぎ感というか料理界をリードしてしまっているすごさだね

2023/10/30

[朧月]

このあと全国編に移行するんだよなぁ。 全国編のストーリーは完結までおってなかったのだけど、いまさら新規で買うかどうか。

2025/03/01

[洪七公]

既読本

1997/07/17

[Horizon09133]

第1幕終了。バトルとたまに人情もの。この人の描くライバルは、そこ意地悪い人をかくなー

2021/08/16