将太の寿司（４）

著者名：寺沢大介【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063118643

内容説明

小樽の父の寿司店・巴寿司を日本一にするため、東京の名店・鳳寿司で修業を始めた将太。同じ見習いのシンコとともに、厳しい兄弟子のしごきに耐えて修行に励んでいる。持ち前のがんばりでめきめきと頭角を現しはじめた将太は、新人寿司職人コンクールへの出場権をかけ、先輩・佐治安人との握り寿司三番勝負を行うことに。第一の課題は「鯛」。極上の真鯛を手に入れようと、奔走する将太だが――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[白義]

クズ兄弟子佐治の活躍と一巻の頃とは違うある意味リアリティの強すぎて困る職人世界特有のブラックさが前面に出てきてハードモードな展開が続くも、やはりハードモードな人生を味わった人たちと助け合うことによる人情物語が光る。貧乏卵焼きや目利きの話などポイントを抑えているが、ヒントはくれているとはいえさすがにこれくらいは知っとけ、あるいは教えてやれという話が多くて激動に向けての溜めの段階である。卵焼きに山芋や酢に塩などネタとしては基本形なのだが見せ方が上手い。百目の辰のいい人ぶりがハードモード展開の中の清涼剤であろう

2018/10/10

[いおむ]

炊きに酢飯、卵焼きと超スピードで成長する翔太。劇中ではいじめられ苦労と努力の連続だけど、こんなに成長早いと兄弟子も大変^^;目利きはなかなか難しい。小樽の渡辺さんに手紙がお互い届かないのは何故？

2020/01/03

[むきめい（規制）]

佐治がクズポジかな。

2019/02/05

[朧月]

卵焼き美味しそう

2025/02/16

[祐樹一依]

【○】玉子焼きはやってみたくなるな。

2019/12/22