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内容説明
新潟の小さな酒蔵の跡を継ぐはずだった兄が、幻の酒米「龍錦」の種籾(たねもみ)を残して急逝。酒のテイスティングに天才的な舌を持つ夏子は「日本一の吟醸酒を造る」という兄の遺志を継ぐべく、東京でのコピーライターとしてのキャリアを捨て、「龍錦」の栽培を決意する。しかし、夏子の前には、古いしきたりや、荒れ果てた農地、さらには村人たちの無理解といった数々の壁が立ちはだかるのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むっちょむ
10
お米も色々種類があるのね~♪良い酒をつくるならそんなに沢山はつくれないのか。。本当に美味しいお酒はテレビで宣伝してるメジャーなお酒じゃなく、地元でしか売ってないお酒なのかも。2015/03/08
書の旅人
5
ますみヶ丘では、農薬に頼らない有機農法にこだわって、試行錯誤を繰り返しながらやってます。その分、手間がかかりますが、私にはその方が自然と向き合っているように感じ、やり甲斐があります。2018/10/18
kentaro mori
2
●「作物は人間が育てるんじゃねえ/水と土とおてんと様が育ててくださる」2018/06/13
ラムネ
2
殊更悪く言うわけでないが、広告とは表層を飾る行為だと思う。 それにより中身自体を変え、意味を与えることがあったとしても。 酒造りは広告とは対極にある。 自然と格闘し、ゼロから作り上げなくてはいけない。 その酒造りの世界にも、効率化や利益主義が広がっている。 広告会社のOLだった夏子は、自然と戦い、周囲の人たちとも闘う。 良い酒を造ることはある種、人生すべてかもしれない。2016/11/27
月宮 ゆきと
1
心の内を分かってくれる人が1人でもいれば……。2013/05/13