ランチ酒 今日もまんぷく

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ランチ酒 今日もまんぷく

  • 著者名:原田ひ香
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 祥伝社(2021/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396636098

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内容説明

珠玉の人間ドラマ×絶品グルメ小説の第3弾!
悩んでも、迷っても、おいしい!が生きる力になる。

バツイチ、アラサー、職業は〈見守り屋〉。
〈見守り屋〉の犬森祥子のもとには、様々な依頼が舞い込む。
話し相手になったり、頼まれれば片づけをしたり、夜から朝までひたすら人を見守るのが仕事だ。
夜勤明けの楽しみは「ランチ酒」。
仕事の疲れを癒しながら、離れて暮らす一人娘に、これからの人生に思いを巡らす。
そんなある日、十歳になった娘から「話したいことがある」と連絡が入りーー。

思い出の餃子×ビール、遠くへ行きたくなるお好み焼き×レモン酎ハイ、
好きな人と食べたい白いオムライス×白ワイン……
出会いと別れ……そして、祥子は新しい一歩を踏み出す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

409
原田 ひ香は、新作中心に読んでいる作家です。読み続けている「ランチ酒」シリーズも第三弾となりました。角谷氏とのランチデートは主旨が違う気もしますが、安定の面白さでした。 オススメは、『蒲田 餃子』&『高円寺 天ぷら』&『新橋 鰤しらす丼』です。 https://www.coffret-web.jp/lunchsake-3/1/2021/10/07

Yunemo

236
みんな実在するお店なんでしょう。ぜひとも味わってみたい料理ばかり。祥子の見守り屋夜勤明けのそれぞれの依頼人への心情、自身のプライベートの心情が、選んだ食事と酒の絶妙さが相俟って、じわりと胸に刻み付けられます。食べる喜びも、一人の場合と二人の場合との違い、いいものですね。人が人に惹かれ、心から一緒にいたいと思う時間はごくわずか、それはうつろうかもしれないけれど、だからこそ小さな疑惑にこだわるよりも、今の気持ちに素直になろう。なんだか身に沁みますね。祥子の心の揺れを、それぞれのランチ酒によって表現されてます。2021/06/27

りぃぃ

217
食べ物の描写にリアリティがあって、思わずゴクリ。食べたーい!!飲みたーい!! 読後に第3弾だったことを知る💦2022/03/23

いつでも母さん

210
シリーズ第3弾!祥子のランチはお酒に合うか合わないか!このぶれない基準が好きだ。別れて暮らす娘・明里は賢くて関係もイイ感じ。角谷ともゆっくり進んでるのが心地良い。それにしても読了後は絶対にお腹が空く。もう入らないと思っても食べたくなる。吞みたくなる。私の本能を刺激するこのシリーズは危険だけれど大好きだ。2021/07/07

のぶ

203
シリーズも3作目なのでスムーズに物語に入っていけた。シチュエーションは前2作と同じ。主人公の犬森祥子は離婚してバツイチ。娘は別れた夫が引き取って一人暮らし。夜を徹しての見守り仕事をして、仕事明けに食事と一緒に一杯引っ掛けるというパターンでの全16話。本作は仕事の話は控えめで、仕事明けに食べる食事とお酒が、グレードアップしていた気がしたのは気のせいか?でもそれでいいのです。読んでいておいしい料理とお酒を欲しくなる欲望が増してくるので。このシリーズ続いてくれるといいけれど、よりグレードアップを希望します。2021/06/24

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