内容説明
あたらしい朝に乾杯!
26歳で、派遣社員で、婚約破棄されて……。
失意の恵麻に希望の手を差し伸べたのは祥子だった。
〈見守り屋〉見習いの夜勤明け、ほっと一息つく朝の一杯が恵麻に一歩踏み出す力をくれる。
大人気『ランチ酒』シリーズの新章!
「見守り屋、やってみない?」
五年付き合った彼氏から突然の婚約破棄を告げられ、恋人と住処をなくした派遣社員の水沢恵麻。
さらにコロナ不況で仕事まで失い、失意のどん底に。彼女を救ったのは、便利屋「中野お助け本舗」の亀山と犬森祥子だった。
夜から朝まで「見守り屋」の見習いとして働き始めた恵麻に、祥子は仕事終わりの贅沢「朝酒」の喜びを教える。
モーニング×黒ビール、生ハム×赤ワイン、焼鯖定食×日本酒……ワケあり客の話を聞き、夜勤明けの「朝酒」に癒されながら、恵麻は新たな一歩を踏み出していく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
369
原田 ひ香は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、『ランチ酒』シリーズの新章、『あさ酒』でした。短編で読み易く、安定の面白さです。今朝の通勤電車で読み始めたので、思わず酒を呑みたくなりましたが、私はアル中ではないので、自制しました(笑) しかし朝から八海山を呑むとは思いませんでした🍶 https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=97843966367082024/11/20
旅するランナー
226
見守り屋見習いの夜勤明けでの朝酒。東京で朝から飲めるお店での、ちょっと孤独のグルメ。表紙にもなっている新宿BERGから始まって、日本橋よもだそば、新橋餃子や、目黒コジマなど、読みながら美味しい口になっちゃう。これからもそんな主人公を見守ります。2025/03/20
松本ぼんぼん
214
ランチ酒の新シリーズで新展開。主人公が犬森祥子から水沢恵麻に変わりました。 今回はストーリーよりも飲み食いが前面に出ているような気がしました。主人公は若く未熟さが溢れていました。犬森祥子には明里ちゃん共々是非幸せになってもらいたいと願います。2024/11/28
のぶ
197
“ランチ酒”シリーズの続巻、ただし主人公を代えてのシリーズ新章だった。新たに主人公となるのは、水沢恵麻、26歳。学生時代からの恋人で婚約済、既に同棲中だったタケルから、突然に別れを告げられ、恋人と住処を失う。そんな時に出会ったのが、<中野お助け本舗>の亀山社長と犬山祥子。二人に誘われ、祥子が管理するシェアハウスに入居し、見守り仕事をはじめる。一晩の仕事を終え、朝一杯をやる楽しさが伝わって来る。合わせておいしそうな料理に食欲をそそられる。一章が短いのでもっとじっくり読みたかったが、話としては面白かった。2024/11/03
Karl Heintz Schneider
193
ランチ酒シリーズの後継とも言うべき作品。婚約破棄された上に派遣切りにあった26歳の恵麻。祥子の誘いでシェアハウスに移り見守り屋もやることに。ある日、角谷のもとへ行くことになる。祥子はなぜ自分で行かないのか、そして角谷の反応は・・・。ここのところのひ香さん、食べ物系が続いて嬉しい。「古本食堂 新装開店」「定食屋 雑」「喫茶おじさん」次は是非「三人屋」の続編が読みたい。第一話「新宿 モーニング」に出てくるBergは行ったことがある。「新橋 餃子」「南池袋 ハンバーグ」は近日中に行ってみたいと思う。2024/12/28




