夏子の酒(3)

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夏子の酒(3)

  • 著者名:尾瀬あきら【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2015/03発売)
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  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061026797

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内容説明

亡き兄の夢「日本一の吟醸酒」を造るためには、有機栽培の酒米「龍錦」が不可欠。米作りの名人・宮川輝など、わずかではあるが理解者も現れはじめ、夏子の幻の酒造りは実現へと歩みだすが…。しかし、宮川のもとでやっと龍錦の田植えまでこぎつけた夏子は、農薬や化学肥料、農薬の空中散布など、さまざまな問題に直面するのだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

むっちょむ

8
そういえばお酒つくるのにも許可がいるんでしたね~。 よく考えると変なルール。。 どぶろく飲んでみたいな~。2015/03/12

書の旅人

6
改めて読み直して、気づかされることばかりです。今、ますみヶ丘では、来年の田植えに向けての準備が、すでに始まっています。稲刈りに続き、いよいよ田植えデビュー。おっと、その前に田起こしを初体験です。「稲は人の足音を聞いて育つ」勉強になります。2018/10/19

ラムネ

4
生きていくって大変なことだなあ、としみじみ思う時がある。 より快適により便利にと、望むことができる今がいかに贅沢か。 恐竜が跋扈した太古から人は、 サバイバルをくぐり抜けてやってきたのだ。 農業は今もまだ、その厳しさの片りんを含む職業かもしれない。 誰だってしんどいことはやりたくない、少しでも楽をしたい。 けれど、いい酒を造るためにはいい米が必要で、その道は楽ではない。2016/11/28

近藤雄一朗

2
1988年の本なので古い。まだ「農薬=悪」が根強い時代。今でこそ、農薬は悪くないとなっているが、当時はまだまだそうではなかった。農薬を使わない有機栽培で、幻の名米と言われた「龍錦」で日本一の日本酒を作ろうとしている。1巻でいきなり兄が死ぬのはびっくり。展開早い!2015/03/10

月宮 ゆきと

2
空散の件における農協の態度のように、今回も人の不和が目立つお話でした。2013/05/29

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