
生活・健康
2019年1月現在
現代人と疲労
46判 292頁 本体価格1,942円+税
〈科学選書 18〉
小木和孝(1994) 〈978-4-314-00689-7〉
軽いスポーツの後の〈さわやか疲労〉。引っ越しや時間に追われた仕事の後の〈ぐったり疲労〉。疲労にこの二つのタイプがあることを手がかりに,疲労の構造にはじめてメスを入れた,評価の高い本の増補版である。現代生活におけるさまざまな疲労の特徴をとりあげ,どうして過労になるのか,疲労とうまくつきあうための処方箋を明示。
ボケの前兆をつかまえた
46判 196頁 本体価格1,400円+税
正高信男(2001) 〈978-4-314-00887-7〉
現行の痴呆検査では,ボケが随分と進行してからでないと,ひっかからない。
著者は,デイケアセンターでの調査から,ボケ始めをチェックする心理テストを考案,ボケの進行を食い止める当人および周囲の対抗策を提案する。
みんなで試そう「ぼけ始め判定テスト」付き。
生きる力 <いのちの柱>を取り戻せ
46判 256頁 本体価格1,600円+税
丸橋賢(2007) 〈978-4-314-01026-9〉
日本人はなぜスポーツが弱くなったのか。若者の不登校と不健康,アレルギー増加,異常な犯罪の続発・・・現代日本の不可解を解く鍵は何か。
これらの背後に,急速に進行する日本人の退化があり,食育の乱れが<生きる力>の源としての歯を崩壊させているのだと説く。日本人心身改造のための四原則を提唱する。