内容説明
コロナ禍で生活困窮者が増加するなか、経済的理由で生理用品を購入できないことを訴えるハッシュタグ付きツイート「#生理の貧困」が話題となりました。
この「生理の貧困」問題は、SNSでの発信後すぐに人々の間に広がり、やがて行政・企業等を巻き込んで社会を動かしました。一方で、「たった数百円のナプキンが買えないなんておかしい」「女性優遇だ」などのバッシングが、男性だけでなく女性からも起こっています。「生理の貧困」を経済的な問題と捉える人は多いですが、それだけなのでしょうか?
本書では、経済・社会学・医学・教育・ジェンダー・メディアなど様々な側面からこの問題を考察しました。
目次
「生理の貧困」アンケート調査結果にみる現状とこれから…#みんなの生理(福井みのり)
「生理の貧困」問題の可視化から見えてきたもの…ヒオカ
月経情報から知る女性の健康…吉沢豊予子
「#生理の貧困」とSNS──日本で起きているバッシングを考える…田中東子
タブー視されてきた「生理」が語られる時代に…田中ひかる
(a different perspective) 生理の貧困を「僕たち」の問題にできるか…河野真太郎
(column) ユニ・チャーム発 企業向け研修プログラム「みんなの生理研修」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayakankoku
12
生理の貧困は、経済的困窮だけではないということが分かった。女子校に勤務する私だから出来ることがあるだろう。また、海外諸国の動きも気になるところ。特に途上国では、もっと生理がタブー視されているのではないだろうか。 生理は光熱費や家賃のような固定費であり、強制的に加入させられるサブスクという言葉に納得してしまった。 2022/10/02
だーやま
5
生理の貧困は経済的貧困だけでなく、知識や教育機会の不足も含めての広義の貧困を指す。 SNSの批判の分析も面白かった。2022/05/10
ぴっちゃん
5
コロナ禍での困窮をきっかけに「生理の貧困」について日本でも大きく報道され、学校等のトイレに常備される例も増えてきた。一方でミソジニー的なバッシング、女性からの反発もある。中学時代、継母に買って貰えず友人からカンパをして貰っていた子を知っている。親同士で注意してもダメだった…困っている人は今もいるだろう。この本では「生理の貧困」の実相とその対策などを端的にまとめられており本質がわかりやすい。男女ともに読んでほしい。意外に大人の女性でも知らないことがある。この件の知識や感性もブラッシュアップしないとね2022/01/22
-
- 電子書籍
- 殺してやろうと思った相手が溺愛してきて…
-
- 電子書籍
- 味いちもんめ 継ぎ味(3) ビッグコミ…
-
- 電子書籍
- 世にも奇妙なスーパーマーケット プチキ…
-
- 電子書籍
- 声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 3




