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内容説明
百戦錬磨の神木に、売れない家があった…!
ミネルヴァ不動産が空き家の買い取りに
力を入れ始めた時期から、
空き家の放火が続出していた。
そんな中、ミネルヴァ立川店・神木が
買取再販を担当する祖師ヶ谷大蔵の空き家を
訪れた永瀬は、驚きの光景を目にし――!!
そして一方、鵤が君臨する
吉祥寺のミネルヴァ本店では、
ミネルヴァを大きく
太らせた後に乗っ取ることを
雪野が虎視眈々と目論んでいた。
登坂不動産・永瀬の宿敵であるミネルヴァ不動産。
今、その様相が大きく変貌しようとしている。
空き家、住宅ローン不正利用、賃貸オフィス、逆ざやサブリース――
現代東京不動産資本主義世界の勝者は誰だ…!?
不動産営業の本音を曝け出す痛快皮肉喜劇、第20弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
16
ミネルヴァ不動産も仲間割れのフラグが積み上がって行ってますが中々破裂しないですね。雪野さんは当初思ってたのと全然違うキャラ何だなと。桐山とのタッグがようやく本格化してきましたし、もう20巻て事を考えるとそろそろ物語も動くのかなと。2024/07/10
アルカリオン
9
かぼちゃの馬車事件の後も悪徳手法は繰り広げられる▼逆ザヤリース:(投資物件法は収益還元法で評価されるので、)相場より高いおとり賃料を設定することで物件売却額を吊り上げる詐欺手法。「賃料保証」は「空き室補填保証」ではないし保証水準は早晩引き下げられる。悪徳業者としては当初の売却契約さえ成立すればよいので、賃料保証している会社(グル)を計画倒産させることも。2025/03/16
毎日が日曜日
9
★★★+2024/06/10
笠
6
3.5 新刊読了。相変わらず不動産知識は興味深いし、ミネルバ不動産に対しての反撃が始まるとのことで、ドラマ部分も面白くなってきた。逆さやサブリース契約の話なんか聞くと、とてもじゃないけど不動産投資なんか手を出す気がなくなる。最初からそんな予定はないが。しかし、不動産に限らず投資自体ろくな勉強もせずにするものでもないが、今の世の中投資してないと損をする一方みたいな空気なので、マネーリテラシーが必須になっていくんだろうなぁ。ただ仕事だけしていれば給料も上がっていた時代がうらやましい。2024/06/18
たかし
4
気がつけば20巻。住宅ローン不正、事業用の賃貸オフィス、逆鞘サブリース、遺品部屋など。住宅ローン不正は前もフラット35の話をしていたけれど、今回もがっつり詐欺の話ですね…。主役の独立話が出てきているけれど、そろそろ連載も長期化、マンネリ化していたころではある。イチ営業マンの話から、不動産業者の経営としての物語になるというのも悪くない。なお、ビックモーターの不正があったころだったからか、ちょいちょいクソ自動車販売業者の話が出て来るよ。2024/05/31