薫る花は凛と咲く(12)

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薫る花は凛と咲く(12)

  • 著者名:三香見サカ【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 講談社(2024/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065351567

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内容説明

底辺男子校・千鳥高校に通う紬 凛太郎と、お嬢様校・桔梗女子の和栗薫子。二人が付き合い始めてから数か月が経ち、季節は冬に。両校の2学期も終わりが近づく頃。凛太郎は勇気を出して、「可愛い」と言葉にして薫子に伝えたりと、二人の仲は少しずつ、でも着実に深まっていく──。しかし、そんな様子を目撃した少女が。彼女は凛太郎の中学時代の同級生。そして、かつて彼に恋をしていて……?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたー

11
★★★★★中学時代に凛太郎の良さを分かっていながら一歩を踏み出せなかった女の子が急に出てきたので、すわラブコメが始まるのか?…と思いきや、物語が始まる前に完膚なきまでに終わった……いやまあ、わかるが……2025/04/03

さとみん

7
お約束の展開になるのかな…と心配していた再会がまさかの結末。気持ちよく予想を裏切ってくれて、やっぱりこの作品が好きだなあとしみじみ思った。宇佐美の言動も時々心臓を撃ち抜いてくれるし。そして今回は凛太郎が悩んでいるのがとても嬉しい。薫子との初対面や依田と仲良くなったきっかけを覚えていないのが無意識の言動だったのに対して、今は相手と向き合って直接関わっている。だからこそ悩むんだよね〜と、相変わらず近所のおばちゃん視点で見守らせてもらってるのも楽しいな。2024/04/12

葉鳥

6
進路で悩んでいるけど表には出そうとしない依田とそんな彼に気付いてどう声をかけるべきか、それとも見守るべきかと悩む凛太郎。進路は自分で考えて選び取るものだけど、それでも家庭や個人的な事情の影響は必ずあって、誰しもが必ずしも思い通りの道へ進めるとは限らないから難しい。上辺の言葉だけじゃなくて本人が納得した道を応援したいって気持ちは大事だな。2024/05/23

かなっち

6
★★★★★優しい世界に毎回癒される、大好きなシリーズです。と書きつつ、過去のあの人の登場に、波乱必須かとドキドキしたのですが。最強カップルの信頼の深さと凛太郎君の変化に、参戦せずに終わりました。そんな、ライバルさえも良い子な期待を裏切る嬉しい展開に、さすが‼の一言です。そして、皆での期末試験慰労会にクリスマスと、目白押しなイベントと仲良しぶりにホッコリしました。気になるのは 依田君の進路問題ですが、このメンバーなら乗り越えられると信じてます。彼の、ツラい過去が明らかになりそうなのが、不安ではありますが。2024/05/19

るぅ

5
依田くんターン。進路に悩む依田くん。周りに相談しないのもリアルだけど、この作品では友達に相談したり影響されたりしながら解決していくんだろうね。まどかちゃんほんと可愛い。好きだなー(*´︶`*)2024/04/09

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