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内容説明
お嬢様校に通う和栗薫子と出会った、底辺男子校に通う紬 凛太郎。薫子と過ごす時間を心地よく感じていた凛太郎は、次第に、自身が抱く淡い恋心に気づき始めるのだった。仲間たちと過ごす夏休みの訪れに胸を膨らませる１学期終盤。突如、薫子の誕生日が２週間後だと知った凛太郎は、悩み抜いた末、彼女が大好きなケーキを手作りすることを決意する。父に教えを乞い、日々自作ケーキの特訓に励む凛太郎。この一途な想いが詰まったプレゼントに薫子は…？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホシナーたかはし
12
昴の話が、本当の意味で解決した本巻。カバーイラストで主人公が一番奥にいる・・・本作を読んでから、いろいろ考え方を改めることが増えた気がします。薫子の家庭の事情が、なんだかまずい雰囲気。2022/11/13
わたー
9
★★★★★想いが溢れてポロっと零れてしまうの最高。2025/03/26
かなっち
9
バカが集まる底辺男子校と由緒正しきお嬢様校に通う、近くて遠い2人が織りなす…鮮やかな青春彩る学園物語第5巻です。5巻になっても、どれだけ思い出を重ねても、未だに初々しくて不器用な2人が眩しくて可愛くて悶えるのです。自分の誕生日に、好きな男子高生が手作りのケーキをくれたら…。想像だけで、しばらく幸せに浸れますね。そして皆との海での思い出、思わず口からこぼれた一言…に胸が熱くなりました。昴ちゃんもようやく自分を出すことができるようになったし、周囲の友人たちも仲良くて良い子でホッコリします。次巻では主人公の→2023/01/17
まいなな
7
薫る花は凛と咲く、5巻。 好きです（断言）。これよ。ただただこの言葉に集約されてしまう。どうしてこう、ただでさえ少ない語彙力を奪い去っていくのかね。好きです。もう一度言います。好きです。昴ちゃんが相変わらず健気で真面目でいい子で可愛いところから、メインカップルがついに輝き始めた。さすがだ。きゅんきゅんする。薫子ちゃんの可愛さに何回も叫び、凛太郎の初々しさに悶え、癒しの昴ちゃんにほっこりし、メンズのバカさ加減に安心し……これは素晴らしい栄養素を摂取できているわ。体がむずむずするようで、それでいて心地いいぜ。2023/05/27
葉鳥
7
思わずぽろっと本音がこぼれちゃったのに胸キュンで悶えた。もはや苦しい。その後ちょっと気まずくなって、でもその日すぐに改めて話したいって電話を掛ける凛太郎があまりにも男前で…！次巻どんな話をするのか楽しみ。2023/01/15
