文春e-book<br> 望月の烏

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春e-book
望月の烏

  • 著者名:阿部智里【著】
  • 価格 ¥1,700(本体¥1,546)
  • 文藝春秋(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163918068

ファイル: /

内容説明

若き金烏の新たな后選びに波乱の予感――。

累計200万部突破&2024年4月よりアニメ放送スタート!
大人気異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」待望の最新作。

絶対権力者・博陸侯の後ろ盾のもとで、
新たに異世界〈山内〉を統べる金烏代となった凪彦。
その后選びのため、南北東西の大貴族の家から選ばれた、
四人の姫君たちが、宮中での〈登殿の儀〉へと臨む。
しかし下級官吏として働く、絶世の美姫の存在が周囲を――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

84
新たな金烏の座に就いた凪彦。その后候補の4人が登殿の儀に臨む。蛍・鶴が音・山吹・桂の花、そして落女として宮中で働く美しい澄生。山内を支配する博陸候雪斎(雪哉)。后選びの行方も、行方をくらました澄生も、先が気になって早く続編が読みたい。外界の動きも気になる。2024/04/18

itica

82
金烏の妃選びは、かつての同じ儀式を思い出す。(頼りない私の記憶力では心もとないが)頭脳明晰の雪哉の目覚ましい活躍、若き山内衆の団結力が今では懐かしい。月日と共に政の最高峰に上り詰めた雪哉と、現状の山内を憂いる落女の澄生のどちらが正しいのか考えさせられる。次回は新たな局面を迎えるのだろうか。吉報なのか凶事なのか皆目見当がつかないのだけれど。 2024/04/10

pohcho

70
めぐりめぐって再びのお妃選び。しかも、大紫の御前があせびの方って!(おそろしい・・)こんな母の息子なのに、金烏代の凪彦は意外とまともな青年だった。前回とはまったく様子が異なる四姫登殿の儀に、女を捨て官人になった真赭の薄の娘・澄生がからんで、やっと第二部が本格的に始まったような気がする今作。面白くなってきてとても嬉しい。時系列的にはこの後「楽園の烏」になる。雪哉がすっかり悪者だけど実は・・的な展開あるのかな?(あってほしいな・・)続きが待ち遠しい!2024/04/19

あっか

51
待望のシリーズ最新作!時間軸としては、楽園の烏の直前まで来たのかな?絶世の謎の美女・澄生、金烏代・凪彦、登殿の儀を中心に大部分は描かれる。…ので、読み心地としてはヒリヒリとかハラハラは少なく今までにないくらい穏やかなように感じられました。…が、やっぱりそうだよねー!?という驚き、雪哉それは完全悪役ラスボスの登場の仕方だよ!とか衝撃は何回か。笑 紫苑の宮と浜木綿があの後どういう動きをしたのか、何で鶴が音はあんな(笑)なのか、西家は誰が知っていて知らないのか、あせびは何を考えてる…?など謎がいっぱい!2024/03/03

Nyah

46
「八咫烏シリーズ」12巻。相変わらず入り組んでます。異母兄が奈月彦が弑られた後、絶対権力者の雪哉=博陸侯の下、山内を統べる金烏代となった凪彦。その后選びの登殿の儀が開かれる。南北東西の大貴族の家から選ばれた、四人の姫君たち。既に四家で話し合われ、南家蛍が正室候補、東家山吹が側室候補。北家鶴が音は羽母候補。西家桂の花は肩身が狭い。西家の従姉妹の美女葵が「傾城の落女」澄生として俵之氶に張り付くが、凪彦が気に入り、彼の元へ政治の歪みを伝えにくる。追い詰められた彼女は‥あの彼女なのか。ここで「安原はじめ」2024/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21743810
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数28件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす