文春e-book<br> 望月の烏 八咫烏シリーズ10

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文春e-book
望月の烏 八咫烏シリーズ10

  • 著者名:阿部智里【著】
  • 価格 ¥1,700(本体¥1,546)
  • 文藝春秋(2024/02発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163918068

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内容説明

若き金烏の新たな后選びに波乱の予感――。

累計200万部突破&2024年4月よりアニメ放送スタート!
大人気異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」待望の最新作。

絶対権力者・博陸侯の後ろ盾のもとで、
新たに異世界〈山内〉を統べる金烏代となった凪彦。
その后選びのため、南北東西の大貴族の家から選ばれた、
四人の姫君たちが、宮中での〈登殿の儀〉へと臨む。
しかし下級官吏として働く、絶世の美姫の存在が周囲を――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽんすけ

168
雪哉改め雪斎が黒い黒い~、このシリーズの何が推しかというと、郷長の息子として兄を支えていければいいな、くらいに自分の将来を展望していた雪哉が奈月彦に見出され、山内の崩壊という秘密を目にし、貴族達との血で血を洗う権力闘争の果てに最高権力者となり、今度は自分が抑圧する側に回るという、どんどんブラック化してくる彼の姿に萌えるわけです。鎌倉殿の13人で、最初適当に流し見してたのに義時がどんどん変わっていくのに悶えたのと同じですね。そして雪斎を倒す存在として出てきた紫苑のなんと生き生きとした姿か!対比が素晴らしい!2025/03/17

ゆみねこ

89
新たな金烏の座に就いた凪彦。その后候補の4人が登殿の儀に臨む。蛍・鶴が音・山吹・桂の花、そして落女として宮中で働く美しい澄生。山内を支配する博陸候雪斎(雪哉)。后選びの行方も、行方をくらました澄生も、先が気になって早く続編が読みたい。外界の動きも気になる。2024/04/18

itica

88
金烏の妃選びは、かつての同じ儀式を思い出す。(頼りない私の記憶力では心もとないが)頭脳明晰の雪哉の目覚ましい活躍、若き山内衆の団結力が今では懐かしい。月日と共に政の最高峰に上り詰めた雪哉と、現状の山内を憂いる落女の澄生のどちらが正しいのか考えさせられる。次回は新たな局面を迎えるのだろうか。吉報なのか凶事なのか皆目見当がつかないのだけれど。 2024/04/10

ままこ

75
シリーズ第一期を読んでる時点で、まさかこんな展開になるとは思いもしなかった。新章からの2作目。さらに時は流れまた、新たな皇后選びが始まる。金烏の凪彦はどういう運命を辿るのか…。雪斎の真意もまだわからず。そして、キーマンとなりそうなあの人が絡んできた。色んな問題を抱えながら物語はさらに大きく動きそう。続編を早く読みたい。2024/05/30

pohcho

73
めぐりめぐって再びのお妃選び。しかも、大紫の御前があせびの方って!(おそろしい・・)こんな母の息子なのに、金烏代の凪彦は意外とまともな青年だった。前回とはまったく様子が異なる四姫登殿の儀に、女を捨て官人になった真赭の薄の娘・澄生がからんで、やっと第二部が本格的に始まったような気がする今作。面白くなってきてとても嬉しい。時系列的にはこの後「楽園の烏」になる。雪哉がすっかり悪者だけど実は・・的な展開あるのかな?(あってほしいな・・)続きが待ち遠しい!2024/04/19

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