文春e-book<br> 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

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文春e-book
亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

  • 著者名:阿部智里【著】
  • 価格 ¥1,700(本体¥1,546)
  • 文藝春秋(2025/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163919591

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内容説明

博陸侯の治世を揺るがす「亡霊」の影

累計240万部突破! 大人気和風ファンタジー「八咫烏」シリーズ第11作。

博陸侯雪斎が独裁を敷く〈山内〉で、
〈登殿の儀〉を経て皇后を選んだ金烏代・凪彦。
しかし二人の間に子が生まれる気配はない。
一方、谷間出身者たちの叛乱を生き延びた少年・トビは
北家の朝宅で博陸侯の母と出会い――。

博陸侯の治世を揺るがす「亡霊」の影。
終幕に向けて、時間が進み始める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本詠み人

74
どんどん悲惨な展開となる「八咫烏」シリーズ。作者さんはどのような終末を考えているのだろう...。本当は完結してから纏めてじっくり読みたいのだけれど、新刊が出るとどうしても我慢できず読んでしまう。かつての雪哉はもう居ないのか、それとも何か強い信念があってのことなのか...翻弄されている。どうか雪哉を...2025/07/30

ゆみねこ

63
山内の絶対権力者となった博陸侯VS澄生(紫苑の宮)、最後の戦いへの序章。次が最終巻とのこと、どういう結末を迎えるのか、刊行を楽しみに待ちたい。2025/06/20

pohcho

61
博陸候雪斎となりダースベーダー化した雪哉だったが、ここにきて少しずつ素の部分も垣間見えるようになり嬉しく思っていたら、終盤で衝撃的な展開に(デマから暴動が起こるのは現代でもありそう)「産ませるべきではなかった」というひどい言葉に「私もそう思います」って、あまりにもつらすぎるよ、雪哉・・(涙)。次回、とうとうシリーズ最終巻とのこと。一体どんな結末になるのか、しかと見届けたい。2025/05/27

がらくたどん

58
実質的なフィクサーとなった雪哉に付き纏う過去の「亡霊」がついに。国の存続と民の尊厳。中央と地方の見ている景色の違い。なかなかに厳しい展開が続く物語だけど、ここまでやれとは言っていない!みたいな二部五巻。終盤に吹き荒れた嵐でものすごく疲れた(*_*;ただし、とんでもなく面白くなってきたのも事実。だって、実はこの山内は人間から見たら小さな山で、それこそ宅地開発とか幹線道路設置とかの計画が進んだらひとたまりもない事を読者は既に知っているのだから。覇権を狙う外部にとって小国の内乱ほど美味しいものはない。ガンバレ!2025/06/22

Mumiu

57
いやはやとんでもない!今回の主な視点は地下街の長、トビくんでした。楽園の後の物語。なんかほんと毎日碁ばっかり打ってそうな貴族様たちには胸糞悪いばっかり。姫さん、あなたの本当の撃つべき敵はあれでいいのかしら?あれは組むべきなんじゃないかしら?忍さんをはじめ市柳ファミリー、そして貧乏くじ引きまくりの俵之丞さんにほんのり癒されました。トビくん、強く生き抜いて最後の勝者となってほしいなあ。2025/05/27

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