内容説明
累計180万部ファンタジー 珠玉の8編
累計190万部のファンタジー「八咫烏シリーズ」の外伝第二弾!
とんでもない意気地なし、と噂の少年・雪哉に剣の指導を頼まれた
腕に覚えのある市柳は、おびえる雪哉に自信満々で打ち込むが、
まもなく違和感を覚え始める――(「ふゆのことら」)
貴族の少年たちが、父の跡を継いだ職人が、全身全霊で守りたい
ものとは何か。
山内に生きる人々の幸せを誓った彼、そして、権力闘争のはざまに育つ姫君の
心の奥にある思いとは。
読者の胸を刺し貫く魅力でベストセラーとなった異世界ファンタジーシリーズ、
震撼の第二部へと橋をかける必読の8編。
※この電子書籍は2021年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
108
八咫烏シリーズのスピンオフ8編。これまでの様々な登場人物の気になっていた事情や、その後が垣間見れた。四家にまつわる闇歴史。もちろん駆け引き等は今に至るに継続中だろうが…とにかく本作で一番評価がガタ落ちしたのが「浮雲」だった。それに対して上がったのが「明留」。未だに「雪哉」の真の顔がグラつくが…「かれのおとない」「ふゆのことら」「ちはやのだんまり」が良かった。「茂丸」を失った哀しみがよくわかる。2025/11/23
ツン
85
やっぱり外伝はいい(笑)今回は四領に特徴的なエピソードが揃っていました。書き下ろしの最終話は重要な気がしました。2023/08/12
Chikara Tonaki
54
八咫烏シリーズ外伝短編集その2です。その1に比べるとなかなかパンチのある話が多かったかも。「かれのおとない」は読んでいて辛かった。「ふゆのことら」の雪哉は実に良い。でも一番面白かったのは「ちはやのだんまり」でした(笑)。一作目から読み直したくなるけど…全部売っちゃったんだよなぁ。2023/05/29
てつのすけ
45
8つの短編集からなる作品。「かれのおとない」は、猿との壮絶な戦いで亡くなった茂丸の物語で、懐かしく振り返った。また「ちはやのだんまり」では、所々、クスッと笑える場面があり、千早らしいと感じた。この他の6作品どれもが、次はどうなるのだろうかと気になり、あっという間に読み終えた。本編の続きも気になるので、文庫本がでるのが待ち遠しい。2023/10/03
よっち
40
貴族の少年たちが、父の跡を継いだ職人が、全身全霊で守りたいものとは何か。東西南北各家それぞれの事情も伺える短編集。雪哉とみよしの出会いや、市柳の雪哉との苦い思い出、好いた男を連れてきた結と千早の沈黙、顕彦と側室たちの事情、皇后が内親王に送った回り灯籠、大紫の御前の生い立ち、あせびの母・浮雲の音楽を通じた交流、奈月彦と娘のきんかんを煮る話。時折垣間見せる雪哉の思いがいろいろ気になる感じではありましたが、微笑ましい話ばかりではなかったので、奈月彦や健気な娘・紫苑の宮たちのエピソードがいい感じに効いてましたね。2023/05/09




