ウィングス・コミックス<br> ファサード(23)【電子限定おまけ付き】

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ウィングス・コミックス
ファサード(23)【電子限定おまけ付き】

  • 著者名:篠原烏童【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 新書館(2022/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784403623530

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内容説明

いつまでもいつまでも友だちだよ――― 南海の底で、群れからはぐれた野生のイルカと出会ったナーク。そのイルカ・ゼシーは少年ジャークと心を通わせ仲睦まじく暮らしていたが、休暇で訪れた海軍中佐がゼシーの人懐こさと頭のよさに目をつけて……? イルカと少年の友情を描いた「光降る蒼海のはて」のほか、コエーという鳴き声で村人たちから災害のように恐れられる“おそろしい鳥”の物語「要石〈キーストーン〉」、ギャングたちが闊歩していた禁酒法の時代、ファサードがキューピッドとなるロマンス映画のような一幕「最高のご褒美」、獣人たちの国で狼面が王子様に!? ショート短篇「ヘーゼル」、宇宙の果てで呼んでいたのは……? ショート短篇「渡り星」を収録。何者かの見えない意志により時空を超えて彷徨い続けるファサードたちが出逢う、ときに切なく、ときに心温まる五つの物語をどうぞ。 
※電子限定特典として、「新書館60周年記念 新書館×アニメイト ウィングス・コミックス・フェア リーフレット」へ掲載した番外篇を収録しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムコ

22
相変わらずセンス・オブ・ワンダーを強く感じる小品集。短い話には短い話なりの苦労があるだろうなー。こんな風にふわふわと続いてゆく話も良いけれど、いつかはファサードと、中のヒトたちの来歴伝来、そしてなぜ彼のような存在が時空をさ迷っているのか、の種明かしが読みたいです。2023/01/21

ぐうぐう

17
ファサードの中には5体の者が同居している。その姿形がまるで違う者達はコミュニケーションを取りながら、時には姿を変え、あらゆる場所に現れる。そんな設定が『ファサード』という作品をひとつのジャンルに閉じ込めない自由を与えている。最新巻は短編集だが、そういう意味で短編集こそが『ファサード』の魅力を伝えやすい。つまり、様々なジャンルを楽しめるのだ。ロマンス、SF、メルヘン、ファンタジー等々が、この一冊に収められている。中でも海洋ものの「光降る 蒼海のはて」がグッと来る。(つづく)2023/02/26

kinta

4
お久しぶりの短編集。心暖かく、ちょっぴり寂しく、少々背筋が寒くなるような話が多い。震災の時も思いましたが、戦争もクリエイターさんの心にウネリのようなものが起こっているんだなあ、とつくづく。今回は二対もナークも存在だけでなく思考が出てくるのが楽しくってほくほく。そしてウルフフェイスの掌編はきっとあれの影響??と笑ってしまったww2023/01/04

3
今回もとても切なく美しいお話でした。獣人の国のお話は、微笑ましかったな。おしあわせに。(^^)2022/12/27

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