ウィングス・コミックス ファサード（４）

著者名：篠原烏童【著】

新書館（2015/01発売）

• ISBN：9784403614255

内容説明

迷宮で生贄を待ち続けるミノタウロスと、父の愛を得るため彼を殺す刺客として迷宮に入るテセウス。絡み合う運命の糸が解かれた時、明かされる真実は――。ギリシア神話とは微妙なズレのある世界にファサードが漂着する「たぐる糸の終(つい)には」、狼面が香港映画界で大暴れする「モウマンタイ!!」ほかショート二篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さりぃ]

#ファサード #篠原烏童 KindleUnlimitedで読了。 紙の本では持ってるが、やっぱ電子書籍が欲しい。 漫画なので最終巻に感想を。 他の巻へのナイス等は望みません。 いつもありがとう(*´∇｀*)❤️

2020/08/31

[ふかborn]

無料開放あざっス｡初っ端お中華で期待した｡しかし映画撮影だった｡何でか､コミカルな内容だと狼面が主役になるっていう不文律が出来上がっている｡8頁の超短編が上手くまとまっていて面白い｡毎回書いている気がするが､どうやら作者は1巻のマッドマックス調の話がお気に入りだったらしく､再びトキオが出て来る｡んな何回も同次元にリープしていいのか…?!ギリシャが舞台の神話を元にした話もなかなかズレていて楽しい｡かなりこってり読み込まなくては､読者によっては齟齬を起こす､というのも分からんでもない｡honto

2020/08/13

[あれぐり]

ギリシャ神話に絡ませたお話が好きでした。ミノタウルスの迷宮を作ったのが、イカロスの父というのは知らず、こういうストーリーになるんだ！感心して読みました。ファサードの変容も上手に使ってるなあと。お話自体は哀しみを抱えた透明感を感じるものでした。ビラビラドレスの話（フランス？）もエスプリが効いてこの長さがいいなあと。

2011/08/06

[うにうに]

「モウマンタイ」！いいです．一昔前の，香港映画！！

2011/06/23