ウィングス・コミックス<br> ファサード(21)

個数:1
紙書籍版価格
¥737
  • 電子書籍
  • Reader

ウィングス・コミックス
ファサード(21)

  • 著者名:篠原烏童【著】
  • 価格 ¥737(本体¥670)
  • 新書館(2020/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784403623073

ファイル: /

内容説明

『生類憐みの令』が発令中の江戸で、凶暴化した病犬から荻原をかばい、その牙に倒れた狼面〈ウルフフェイス〉。病犬たちが次々と死んでいたお囲い内部では、いったい何が起きていたのか。そして荻原の胸中にある想いとは―――? 江戸が舞台の「帰去来」ラストまでと、タイのメコン川に無数に昇る『龍神の火の玉』からナークの過去の一端に触れる短篇「龍の光〈ことば〉」、猫型の生物(?)たちが開発する惑星で「にゃんにゃんたち」と出会う「猫につつまれた惑星〈ほし〉」を収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネムコ

24
残念ながら、イマイチのめり込めるお話がなかったなぁ。でもウルフフェイスが現地の人と交流する話はありですね。ほのぼの。猫の惑星は可愛かったけど切ないし。ナークの昔語りの小編が一番良かった。2020/07/29

陸抗

22
ナークがきっかけでお祭りが出来たように、世界中で同じような事があるのかもと思えば楽しかった。N-2の惑星は一見癒しで、悲しみを内包していた。ファサード達はあくまでも傍観者でしかないから。2020/11/05

ぐうぐう

12
ファサードには外面という意味がある。彼の身体には5人の同居人がいるのだ。そういう意味でファサードは器のようにも思える。以前は香港ノワールにはまっていた篠原烏童だが、ここ数年は時代劇が気に入っているようだ。エピソード「帰去来」は、著者のそんな好みが反映されている。『ファサード』という作品は、篠原烏童にとって、その時々の自分の好きなものを描ける器なのかもしれない。だからこそ、ここまで長く続くことができたのだろう。同収録エピソード「猫に包まれた惑星」なんかも、楽しんで描いてるのがわかるよね。2020/08/02

kinta

3
綱吉時代の話の続き。でも、同日発売で某ツナヨシな猫がいたため、若干混乱気味(脳内で)。そして猫の惑星に飛ばされるファサード。結句見守ることしかできないファサードたちの哀愁と苦しさが一段と闇を濃くした気分。時代の厭世観が切り取られている感じが強かった。2020/09/11

うさうさこ

0
2020/07/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/16119217
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数25件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす