星海社新書
アニメプロデューサーになろう!―アニメ「製作(ビジネス)」の仕組み

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  • サイズ 新書判/ページ数 328p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065114391
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0236

出版社内容情報

アニメスタジオ「ヤオヨロズ」のプロデューサー・福原慶匡が、自身が学んできたアニメ「製作(ビジネス)」の仕組みをまとめた1冊。1冊で一気に学べる「アニメ製作の教科書」
アニメのプロデューサーには「製作」と「制作」、2つの役割があります。「製作」はアニメを「商品」として見る立場、「制作」はアニメを「作品」として見る立場です。日本のアニメはクリエイティブのレベルが高く、世界中でニーズがあります。でも、ビジネス面では発展途上です。この構造を変えられるのは、「製作」と「制作」両方のスキルと変革の意志を持った、新時代のアニメーションプロデューサーだけです。本書は「この先」を作るために、アニメーションプロデューサーに必要な「今現在の常識」を一気に学べる本をめざしました。アニメビジネスの未来のために、この本をぜひ使ってください。
*以下、本書目次から抜粋
はじめに
第1章 自己紹介 音楽のプロモーターだった私が『けものフレンズ』に至るまで
第2章 問題設定 アニメ制作会社はなぜ自転車操業を強いられ、アニメーターは極貧から脱出できないのか?
第3章 アニメ製作の流れ
第4章  知っておきたい関連業界のビジネスモデル
第5章  知っておきたい著作権と契約の骨格
第6章  アニメーションプロデューサーになるには??プロデューサーに必要なもの
おわりに

福原 慶匡[フクハラ ヨシタダ]
著・文・その他

内容説明

アニメのプロデューサーには「製作」と「制作」、2つの役割があります。「製作」はアニメを「商品」として見る立場、「制作」はアニメを「作品」として見る立場です。日本のアニメはクリエイティブのレベルが高く、世界中でニーズがあります。でも、ビジネス面では発展途上です。この構造を変えられるのは、「製作」と「制作」両方のスキルと変革の意志を持った、新時代のアニメーションプロデューサーだけです。本書は「この先」を作るために、アニメーションプロデューサーに必要な「今現在の常識」を一気に学べる本をめざしました。アニメビジネスの未来のために、この本をぜひ使ってください。

目次

第1章 自己紹介―音楽のプロモーターだった私が『けものフレンズ』に至るまで
第2章 問題設定―アニメ制作会社はなぜ自転車操業を強いられ、アニメーターは極貧から脱出できないのか?
第3章 アニメ製作の流れ
第4章 知っておきたい関連業界のビジネスモデル
第5章 知っておきたい著作権と契約の骨格
第6章 アニメーションプロデューサーになるには?―プロデューサーに必要なもの

著者等紹介

福原慶匡[フクハラヨシタダ]
ヤオヨロズ株式会社取締役、プロデューサー。1980年神奈川県生まれ。早稲田大学教育学部卒。デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科修了。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科博士課程入学予定。大学在学中に歌手・川嶋あいの路上ライブの手伝いから音楽業界で働き始める。川嶋のマネージャーを務め、シングル『明日への扉』が90万枚超のメガヒットを記録。その後、アニメーションスタジオ「ヤオヨロズ」を立ち上げ、プロデューサーとして『直球表題ロボットアニメ』『みならいディーバ』『てさぐれ!部活もの』等を担当。アニメ『けものフレンズ』で大ヒットを記録した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おつまみ

19
アニメビジネスの仕組みがよく分かる本になっている。けものフレンズで一躍有名になったが、アニメ界は構造が複雑。2019/08/11

いりあ

11
ヤオヨロズ株式会社取締役の他多くの肩書を持つ福原慶匡氏がアニメの製作と制作についてまとめた本。クールジャパン戦略の一つとしてアニメが注目をされています。そんな中で本書はアニメプロデューサーを目指す人へ書かれたものなので、アニメをトータルビジネスとして捉えているのが興味深いです。アニメに関わるビジネスを一つずつ関連する法律、契約形態や商慣習などを具体例を交えながら解説しているので分かりやすいです。ネットなどで叩かれている製作委員会方式やJASRACなどについてもきちんと知ることが出来ました。2019/02/09

GEO(ジオ)

8
けものフレンズなどに携わっている福原慶匡氏のアニメプロデューサーを目指す人用の教科書。 近年のアニメビジネスに関する情報が色々と書かれていて、なかなか面白く読めた。 海外のアニメをめぐる状況にも触れられており、海外の出来事に無頓着であったがために海賊版の席巻を許した日本のアニメ業界関係者にはぜひ、知っておいたもらいたい内容も。 ただ、最後の人間関係とそれをうまく築いていく方法に関しては、どうもお説教くさく、著者の思い込みで書かれた部分があるように感じられたのは私の気のせいだろうか。2018/04/30

なっぱaaua

7
面白かった。辻村深月さんの「ハケンアニメ」を読んで、アニメのプロデューサーの仕事を知ってみたくて読んでみました。ネゴもコミュニケーションもどっぷり必要なお仕事ですね。業界の構造や利権がどうなるかもしっかり書かれてますし、この仕事の難しさが半端ないことがよく分かります。この本を読んでより質の高いアニメをプロデュースできる方が増えることを望みます。最後のテーマ「飲み会のマナー」は一般常識だと思いますがここを書かなければならないのはちょっとショックでした。どんな仕事を進めるのもやっぱり人だということです。2018/08/12

太郎くん。

6
アニメ製作に関してのあれこれ。前にアニメ制作の本を読んだので理解しやすかった。ビジネス視点でアニメ業界を解説してあり、登場人物は?何に幾ら掛かるのか?誰がどういう権利を持っているのか?等詳細に書かれている。自分の仕事・業界との比較もでき、日本アニメの現状と将来の可能性を知る良い機会になった。アニメ、世界に通用する数少ないコンテンツとしても、自分の癒しの一部としても今後も残っていって欲しいと思う。応援していこう。2018/11/11

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