内容説明
公事宿『巴屋』出入りの旗本の家から掛軸が盗まれた。相談を受けた巴屋主・彦兵衛の依頼で、出入物吟味人の日暮左近は、その一件を追うことに。調べを進めると、掛軸に描かれた絵の秘密、謎の女たちの存在が浮かび上がってくる。はたして、掛軸の絵にはどんな秘密が隠されているのか。そして、左近に異変が――。超ド級の剣戟満載! 充実の人気シリーズ第十一弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
77
凄腕の元秩父忍びの日暮左近が、公事宿巴屋の出入物吟味人として活躍する物語です。 此度は、女白波おさらばお玉、三毛猫おきょう、雲切おまち、七化おりょう、須走おとらと、対決する盗賊一味の頭・赤目の佐平次が大盗日本駄右衛門こと浜島庄兵衛が残した隠し金を探します。隠し金は、春夏秋冬の4つの掛軸が揃わないと隠し場所が分からない仕掛けになっています。そこに木曾忍びの小頭・飛竜と日暮左近が巻き込まれて行きます。🌿続く→2021/12/08
ekoeko
1
11巻。旗本の家から盗まれた掛軸を調べることになった左近は白波五人女と呼ばれる女盗賊5人を追うことになるが・・・2021/12/08