内容説明
薬種問屋『萬宝堂』の若旦那が旗本の娘に恋をした。身分違いの恋に不安を覚えた番頭は、公事宿『巴屋』に依頼を持ち込んできた。出入物吟味人の日暮左近が調べ始めたところ、背後に若旦那を狙った企みが潜んでいた。そして、若旦那が狙われた本当の理由が明らかになったとき、巴屋主の姪おりんが攫われた。左近の無明刀が外道の陰謀を斬る! 充実のシリーズ第九弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
102
日暮左近事件帖9作目 2020.09発行。字の大きさは…大。 元秩父忍びで公事宿巴屋の出入物吟味人・日暮左近が、無明刀で悪を成敗する。 薬種問屋・萬宝堂の若旦那・宗助が、旗本・青木精一郎の妹・久実に恋をします。 その恋煩いを治す為に巴屋に依頼がきます。 宗助に、久実の目的を解らせて、目を覚まさせるが、この時に左近に斬られた青木精一郎の仇を討つために久実が六連発のご禁制の銃を入手して……。 このシリーズは、字も大きくて、短編4話で、勧善懲悪で、テンポが速く、左近の強さが光り、毎回読みやすくて楽しみです。2020/10/12
asky0084
1
★★★☆☆2020/10/29
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