内容説明
八雲の宿敵・七瀬美雪の手により、晴香が拉致されてしまう。晴香の居場所を探す鍵は、四つの心霊現象のどこかに隠されているというのだが……タイムリミットが迫る中、八雲は重大な決断を迫られる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
itico
52
シリーズ最大の危機だ。封印された箱、複数の霊、そして攫われた晴香。いつになく憔悴する八雲に「大丈夫だよね?うん、大丈夫」と自らに言い聞かせるが、悪魔のような女が頭をよぎり不安になる。「八雲たちに何かあったら許さないから!」と思わず著者を脅しそうになる自分。…すべては次であきらかになるだろう。#八雲感想CP 2022/04/08
坂城 弥生
45
久しぶりの本編と思ったら七瀬美雪が大活躍で不穏な感じでした…次巻で最終巻どう決着するのかな?2022/06/16
kagetrasama-aoi(葵・橘)
38
「心霊探偵八雲」第十一巻。『魂の代償』斉藤八雲と七瀬深雪との対決、いよいよクライマックスが近い。小沢晴香が拐われ、一方的に彼女の命を質に謎解きを強要される八雲。それをサポートするいつものメンバー、後藤和利元刑事、石井雄太郎警部補、宮川英也刑事、土方真琴さん、英心さんetc.。それにしても、深雪から宣戦布告されている状態で、晴香を一人で帰すなんて!まあ「おくっていくよ。」が言えないのが八雲なんですけどね。この状態で終わる(驚愕)⁉️と言う場面で最終巻へ。次巻読まずにいられない。2022/07/03
Junichi Yamaguchi
27
『あなたは、愛する人の為に、何を犠牲にしますか?』… いいとこで終わったー。 いやぁ、待ち遠しいを越えた感情に押し潰されるわ… 終結に向けて大盛り上がりな今作。 次作への期待が爆上がり。。2021/12/15
けろり
25
八雲シリーズ、年内に読み終われて良かったです。 続きが待ち遠しくてたまりません。2021/12/31