双葉文庫<br> 浪人奉行 十一ノ巻

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双葉文庫
浪人奉行 十一ノ巻

  • 著者名:稲葉稔【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 双葉社(2021/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575670608

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内容説明

麹町の路地裏でささやかな居酒屋を営む八雲兼四郎。その裏の姿は町方の手の届かぬ悪を密かに討つ“浪人奉行”であった。救った中間の男から、仕えていた旗本が改易されたことをきっかけに乱心し、御料所で村民の娘を攫うなど非道の限りを尽くしているとの話を聞いた兼四郎は、仲間の橘官兵衛らとともに事態を収めるべく立ち上がる。憤怒を込めた刃は、無辜の民を苦しめる悪漢に届くのか!? 大人気時代小説シリーズ、第十一弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

64
浪人奉行 十一ノ巻。改易された事がきっかけに御料所にて乱暴狼藉非道の限りを尽くす、旗本とその家臣を成敗する、今回も痛快に読み了です。 2022/06/16

やま

50
浪人奉行・八雲兼四郎の活躍の物語です。時は、第11代将軍徳川家斉(いえなり 在任1787年~1837年)の治世。八雲兼四郎の店のそばで血だらけで倒れていた浜蔵を助けた兼四郎は、浜蔵から江戸郊外の本所の先、北十間川のそばにある請地村(現在の墨田区向島四・五丁目、押上一・二丁目)で、人を殺し、娘や若い人妻を吉原に売っている元旗本がいると聞いた。兼四郎は、このことを麹町の大店「岩城枡屋」の主人・久右衛門に相談し、栖岸(せいがん)院の住職である隆観(りゅうかん)と諮り、兼四郎が調査に乗り出す。2024/09/02

ひさか

12
2021年7月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ11作目。百姓になろうとする官兵衛が面白かったが、メインは悪さを行う悪人を成敗する兼四郎達のストレートな活躍話。可もなく不可もなくというところです。2021/08/24

犀門

3
No.152★★★★☆乱心した旗本と、その家臣が朱引地外で繰り返す悪事に果敢に挑む浪人奉行。そーだ、そんな輩はバッサバッサ斬り捨ててしまえ!。2021/12/08

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